2013年6月30日号日本共産党熊本市議団・市議会だより【控室から】を紹介します。
「市民の税金」無駄にできない
大企業や資産家などには効果のある「アベノミクス」、一方庶民は、給料や年金が減る中、物価だけが上がって暮らしはますます大変、格差はますます広がっているように思います。暮らしが大変な中で市民の払う税金、1円たりとも無駄にはできません。私たちは、6月議会でも桜町再開発への大会議場建設に300億円、花畑町広場整備に40億円のムダ使いを厳しく指摘し、見直しを迫りました。
議会としても、経費の使い方にはきびしくあるべきと思いますが、最近は税金を使った議員の海外旅行が増えているように思います。昨年は、ハイデルベルグ・エクサンプロバンスに7名で654万円(6泊7日、一人93万円)、台湾に7名で203万円(3泊4日、一人29万円)でした。しかも、今年度も、サンアントニオに7名で860万円(7泊9日、一人123万円)のほか、中国の厦門市に6名(2泊3日)行くことが決まっています。(日本共産党市議団は参加していません)議長等が公式行事でどうしても参加しなければならない場合は別として、多額の税金を使って大勢の議員が海外へ行くことは、よくよく考えるべきと思います。