さる6月5日、県民交流会館パレアで、首都大学東京の特任教授を務める・青木茂氏の講演会がありました。
青木特任教授は、多数の施設のリファイニングを手掛けておられますが、特に今回の講演では、公共施設のリファイニングに焦点を当て、全国の事例を挙げて、リファイニングの効果を説明されました。
○八女市の「多世代交流会館」・・・老朽化した老人福祉センターを、軽量化し補強し、中性化したコンクリートの劣化を防ぎ、工期を大幅に短縮して、りっぱな施設に生まれ変わっています。
○佐伯市の「海の資料館」・・・・・中学校の体育館をリファイニング
○現在工事中の戸畑区役所を図書館にするリファイニング
○清瀬市の「けやきホール」・・・・土地の用途地域が変わって現地建て替えができなかったホールが立派に生まれ変わった例
*その他、福岡市の農協本社ビルや浜松市のガス会社本社ビル、お寺など・・・・リファイニングは多彩です
青木教授のお話を聞いて、わかったことは
・どんなに古い建物でも、利用しようとすればリファイニングの対象となること・・・ヨーロッパのような100年建築も可能
*消耗していく部分は当然あるので、30~40年程度で、メンテナンスは必要!
・工期の短縮ができること・・・建物解体がないので工期は短く
・費用の削減ができること・・・本体の構造物は利用できるのでその分は安くなる
・解体によるガレキが出ないので、環境にやさしい
・30年程度で解体・建設を繰り返すことになれば、市役所その他、現存の公共施設はどんどん壊さないといけない
<質問の中で分かったこと>
・コンクリートの研究家は、コンクリートは半永久的に使えると言っている
・産業文化会館は、施工精度が高い、ほとんど破損のない頑丈な建物
リファイニングには何ら問題ない
・「多目的ホール」というが、今や「多目的」は「死語」、ホールは専門化している
産業文化会館は、リファイニング(リニューアル)すれば、もっともっと使えることがよくわかりました。
今や、人口減少・低成長の時代です。バブル期のように、現存の建物を次々に壊し、建替えていく時代ではありません。今ある建物をきちんとメンテナンスし、リニューアルして使うべき時代です。
花畑町に立つ「産業文化会館」は、「早く再開して、使ってほしい」と訴えかけているようです。
青木特任教授は、多数の施設のリファイニングを手掛けておられますが、特に今回の講演では、公共施設のリファイニングに焦点を当て、全国の事例を挙げて、リファイニングの効果を説明されました。
○八女市の「多世代交流会館」・・・老朽化した老人福祉センターを、軽量化し補強し、中性化したコンクリートの劣化を防ぎ、工期を大幅に短縮して、りっぱな施設に生まれ変わっています。
○佐伯市の「海の資料館」・・・・・中学校の体育館をリファイニング
○現在工事中の戸畑区役所を図書館にするリファイニング
○清瀬市の「けやきホール」・・・・土地の用途地域が変わって現地建て替えができなかったホールが立派に生まれ変わった例
*その他、福岡市の農協本社ビルや浜松市のガス会社本社ビル、お寺など・・・・リファイニングは多彩です
青木教授のお話を聞いて、わかったことは
・どんなに古い建物でも、利用しようとすればリファイニングの対象となること・・・ヨーロッパのような100年建築も可能
*消耗していく部分は当然あるので、30~40年程度で、メンテナンスは必要!
・工期の短縮ができること・・・建物解体がないので工期は短く
・費用の削減ができること・・・本体の構造物は利用できるのでその分は安くなる
・解体によるガレキが出ないので、環境にやさしい
・30年程度で解体・建設を繰り返すことになれば、市役所その他、現存の公共施設はどんどん壊さないといけない
<質問の中で分かったこと>
・コンクリートの研究家は、コンクリートは半永久的に使えると言っている
・産業文化会館は、施工精度が高い、ほとんど破損のない頑丈な建物
リファイニングには何ら問題ない
・「多目的ホール」というが、今や「多目的」は「死語」、ホールは専門化している
産業文化会館は、リファイニング(リニューアル)すれば、もっともっと使えることがよくわかりました。
今や、人口減少・低成長の時代です。バブル期のように、現存の建物を次々に壊し、建替えていく時代ではありません。今ある建物をきちんとメンテナンスし、リニューアルして使うべき時代です。
花畑町に立つ「産業文化会館」は、「早く再開して、使ってほしい」と訴えかけているようです。