トヨタ、外国人副社長に役員報酬１０億円 初の大台突破
6/25(月) 18:55配信
朝日新聞DIJITAL
トヨタ自動車が、ディディエ・ルロワ副社長に役員報酬として１０億２６００万円を支払ったことが２５日、トヨタが開示した２０１８年３月期の有価証券報告書でわかった。昨年の１・５倍で、１０億円超えは同社の役員で初めて。「優秀な人材の確保のため」（トヨタ広報）とするが、３億８千万円だった豊田章男社長の３倍近くにのぼった。
金額は賞与を含む。連結子会社からの分と合わせ、報酬が１億円を超えた役員５人をトヨタが公表した。
このうち販売担当のルロワ氏は、基本報酬１億９９００万円と賞与７億１６００万円に、会長を兼務する欧州トヨタからの報酬も加わって１０億円を突破した。
豊田氏も昨年の３億２２００万円から２割弱増えたが、トヨタ初の外国人副社長のルロワ氏は昨年４億円ほどだったトヨタの賞与が大きく伸び、両者の差は前年の２・１倍から２・７倍に広がった。ルロワ氏の報酬は、公開対象になった１６年３月期以降で３年続けて豊田氏を上回った。金額の根拠についてトヨタ広報は「国や地域ごとの報酬水準のバランスを含めた総合的な判断」としている。
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どんなに優秀な人材が揃えようとも、下請けで地道に部品を作る工員が居なければ
車は製品にならない。そうした意味で本来、社長も部長も下請け工員も
平等に報酬を得なければならない。
それが宇宙の常識。
市場原理で動かされている地球人の
お金に全てを支配される体制の幼稚さに気がつかない限り
不正も不条理も抑圧もトラブルもストレスも悲劇も戦争もなくならない。
