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2012-04-05 22:14:28 | 政治
米同時多発攻撃の主犯格ら軍事法廷へ、死刑の可能性も
ロイター 4月5日(木)10時35分配信

4月4日、01年9月の米同時多発攻撃の主犯格ハリド・シェイク・モハメド被告(写真)と共犯者について、米国防総省は、グアンタナモ米海軍基地の特別軍事法廷で裁判を行うと明らかに。2003年3月撮影。提供写真(2012年 ロイター/Courtesy U.S.News & World Report HK/jm)
[ワシントン 4日 ロイター] 2001年9月の米同時多発攻撃の主犯格ハリド・シェイク・モハメド被告と4人の共犯者について、米国防総省は4日、キューバのグアンタナモ米海軍基地にある特別軍事法廷で裁判を行うと明らかにした。

モハメド被告らは、テロの実行やハイジャック、共謀、戦争法に違反する殺人などの罪に問われ、有罪となれば死刑の可能性もあるという。

モハメド被告らの司法手続きをめぐっては、テロ行為の被告が通常の犯罪者と同様に一般法廷で裁かれるべきか、敵の戦闘員として軍事法廷で裁かれるべきか論争となっていた。

11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領にとって、この裁判はもろ刃の剣。国際武装組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害した奇襲作戦の成功を思い起こさせる一方、オバマ大統領が前回の選挙で公約に挙げながら実現できていないグアンタナモ収容所の閉鎖問題に焦点が当たる可能性もある。

国防総省によると、モハメド被告らは30日以内に召喚されるという。


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