THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE

地球が普通の人の棲む惑星になることを夢見て

ブラザーサンシスタームーン

2008-05-29 22:44:00 | music
初めて観たのは20代初めの頃だったか。

フランチェスコのような生き方をしたいと思いつつも

給料を稼ぐ生活から脱け出せないでいました。

30代の終り、転落事故により、仕事しない労災生活が

一年半続きました。この時から頭の中にフランチェスコの亡霊が

蘇りました。と同時に、退院後間もなくTVで

ブラザーサンシスタームーンが放送されました。

これは単なる偶然だったのでしょうか。

事故後、頭の中から亡霊がいなくなることはありません。

事故で死にかけたのも、回復して以前と変わらぬ体になったのも

神様の導きと解釈します。

                           
Irene Cara - What a Feeling (Flashdance)

死を待つ顔

2008-05-29 01:24:01 | Weblog
成人病棟の同じフロアの一室は何故かいつも扉が開けっ放しだった。

八十過ぎのおばあさんが寝たきりで治療も無かったと思う。

リハビリやトイレに行くたびに、いつもチラッと中を見ていた。

たまたま、おばあさんと目が合ってしまった時があった。

微笑みながら泣いているような表情は、十年たった今でも

鮮烈に記憶に残っている。入室から一週間ほどで亡くなり、

おばあさんは、ただその部屋で死を待っていたのだと理解した。

あの顔を見たくなかった。何で扉を閉めといてくれなかったのだろう?