「非（未）婚の母にも寡婦控除を見なし適用を」──山下よしき議員の質問

　「非（未）婚の母にも寡婦控除を見なし適用を」──参議院総務委員会で、山下よしき議員が質問に立ちました。

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YouTube: 非婚の母に所得控除を

　この「見なし適用」は、私も市議会で提案し、実現を求めてきました。山下議員が示した資料によると、下記のような事態になります。給与収入２００万円程度の方の場合、「見なし適用」のあるなしで、負担額が３０万円以上も違うという現実があります。

　質問では、日弁連が「寡婦控除における非婚母子に対する人権救済申立事件（要望）」を提出した点についても紹介されていましたが、その結論部分は次のようになっています。

４、結論－要望
　以上から，「非婚の母」に寡婦控除を適用しないことは，人権侵害に該当する。
　これを迅速に是正し，差別の解消を実現する方策としては，前記「救済の方策」のとおり，寡婦控除制度を「非婚の母」にみなし適用することを求めることが適切であるので，関係諸機関にその旨を要望することが相当と考える。
　その上で，より根本的な差別是正をするためには，立法により，寡婦控除制度を「非婚の母」に適用するようにすることも必要である。

　私も、当事者の方から直接お話をうかがいました。改善を求めるみなさんと連帯して、この問題の早期解決に向けて私もがんばっていきたいと思います。

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最大７２％が「死票」にあらためてビックリ

　あらためて数字になるとビックリです。

　昨日の「しんぶん赤旗」日刊紙に、昨年末の総選挙で小選挙区の「死票」が最大７２％であったと報道がありました。

　投票をした人の７割の票が「死票」となるというのは、議会選民主主義の根幹の問題ではないでしょうか。さらに、この前の総選挙では、２００９年の総選挙と比較して１千万人が棄権されたわけです。さらに、全有権者に占める小選挙区で当選した議員の得票ということになれば、数字はもっと下がることになります。

　小選挙区制度を推進してきた人たちの中からも、見直すべきだという意見が次つぎ出されています。

　細川元総理は「小選挙区に偏りすぎた」といい、河野前衆院議長は「政党の堕落、政治家の資質の劣化が制度によって起きた」と発言しているのです。そして、小選挙区制度導入の強力な推進をしてきた財界からも、「かつての中選挙区制におけるメリットを改めて評価し、あるべき選挙制度を検討していくことが求められる」としています。

　民意が反映される選挙制度に──党派を超えて、求めていきたいと思います。

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後期高齢者医療保険料の年金天引きが減った理由──困難を取り除く政治こそ

　地域で新しい宣伝カーを調達して、この土日から運行を開始しました。心を込めて、地域でお話をさせていただきたいと思っています。

　地域を回ると、一人暮らしの高齢者の方からの不安、老老介護で何とかがんばっているという声をたくさん聞かせていただきます。そして、それらのケースは複合化、複雑化している場合が少なくありません。

　困難を一つひとつ取り除いていく時に、いろんな力が必要になることは間違いありませんが、政治の力はとても大きいと感じます。特に、連続して上がり続ける国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料の負担は、生活に大きな影響があります。

　町田市議会の健康福祉常任委員会でも、後期高齢者医療保険料の特別徴収（年金からの天引き）が減り、普通徴収（年金からの天引きではなく、窓口などで支払）が増えているといいます。それは、介護保険料と後期高齢者医療保険料が同時に値上げになり、一定の要件に（※）該当する方々が増えていることによるものです。一人ひとりの手元に残るお金が減っているということです。

※一定の要件に該当する方とは以下の方たちのことです。
・「年金額が年間18万円（月15,000円）未満の方」
・「介護保険料＋後期高齢者医療保険料の合算額が年金額の1/2を超える方（この場合は介護保険料のみを年金から天引きされ、後期高齢者医療保険料は納付書、口座振替で支払います。）」
　（後期高齢者医療制度ガイドより）

　政治が、一人ひとりの困難を取り除くために力を発揮することが必要です。いまの高齢者のみなさんが大事にされてこそ、若い世代に将来に希望と安心をもたらすことになるのではないでしょうか。

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「ネズミの事故は人災」──福島第一原発をめぐって（「しんぶん赤旗」日刊紙より）

　本日の「しんぶん赤旗」に、「ネズミの事故は人災」という記事が報道されていました。

 ネズミなど動物によるショートは、電気に携わる人たちであれば常識だとのこと。「北海道新聞」の「卓上四季」は、「私たちは『１匹のネズミに命運を左右されかねない国で暮らしている』」と書きました。

　福島第一原発で働く現場の方々は、困難な状況の中で必死になって作業されているわけですが、実際にこうした非常に深刻な事態が起こることをどうやって総合力で防いでいくのかが強く求められています。

　先日の、日本共産党の高橋千鶴子衆議院議員の質問に対して、安倍首相は「安倍政権としては『収束』という言葉は使わない」と述べました。

　再稼働せず、すべての原発を停止したまま、廃炉の作業に入る──「即時原発ゼロ」こそ最も現実的で建設的な提案です。

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卒業式に桜咲く──その一方で、早すぎる桜前線で、町田さくらまつりは中止の模様

　町田の桜は満開へまっしぐらとなっているようです。桜前線があまりにも早すぎるために、町田さくらまつり2013は中止になるようでとても残念です。

　いつもは、入学式の頃に見ごろの桜ですが、今年は卒業式の頃には見ごろになっています。

　本日は、町田市立の小学校の卒業式がおこなわれました。私は、鶴川第四小学校の卒業式に出席させていただきました。将来の夢やちゅうがっこうでがんばりたいことなど、一人ひとりの決意や小学校の思い出についての一言にはとても感動しました。

　鶴川第四小学校のＯＢでもある、陸前高田市の戸羽太市長からも祝電が届いていました。

　小学校を卒業するみなさん、おめでとうございます。

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