日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

五輪の開会式まで1週間に迫る中でも、絶対にゆずれないものがあります

2021-07-16 | 活動のこと

 五輪は中止、コロナ対策に集中、命を守る政治を──。

 日本共産党都議団19人全員で、新宿駅での宣伝行動を行いました。

 五輪の開会式まで1週間に迫る中でも、絶対にゆずれないものがあります。

 それは、「何があっても五輪開催」ということが、命の問題に直結しているということです。すでに病床の逼迫、医療崩壊の指摘が現場からは次々と報告されている中で、強行するということは本当に驚くべき対応です。

 東京都の3日連続で、新規陽性者は1,000人を超えています。

 しかも、許しがたいのは、IOCのバッハ会長と菅首相の間で交わされたこのやりとり。

バッハ会長「状況が改善した際には観客を入れることも考えて頂きたい」
菅総理「感染状況について大きな変化が生じた場合には改めて5者協議を開いて対応を検討する」

 この報道に接した時、絶句しました。

 むしろ必要なのは、「どういう状況になったら中止するか」です。

 「できない基準」を設定しないまま、とにかく開催ありきという姿勢は、責任ある態度とは程遠いものです。

 都議会のオリパラ特別委員会でも、私はこの点を厳しく指摘してきました。(詳細→https://blog.goo.ne.jp/u1_ikegawa/e/af3696e8f023e79c753ac9b2c244294e

 さらにバッハ会長が「日本人へのリスクはゼロだ」と述べたと報じられていますが、リスクをゼロにする方法は、五輪中止しかありません。

 日本共産党としては、志位委員長が「今からでも五輪中止の決断を」として3つの理由をあげています。

  1. 感染状況が極めて悪くなっている
  2. 五輪関係者からの感染を防止する「バブル(泡)方式」の破綻
  3. 五輪が世界に感染拡大をもたらす危険性

 詳細はこちら→https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-07-16/2021071601_01_0.html

 この指摘に、真正面から答えられないのであれば、中止の決断を行うしかありません。

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1 コメント

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Unknown (NOKENOネコ)
2021-07-18 14:58:06
言っていることもやっていることも、共産党が自由と民主主義を求めている事は一番良く分かる筈なのにね。

 自由も民主主義も置き去りにする政党が、名前だけ使っていますけどね。
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