本日は、第2回定例会(6月議会)の最終日。
昨日、報告したように日本共産党市議団は一般会計補正予算に対する修正案を提案しました。以下、私がおこなった提案理由説明です。
日本共産党市議団の一員として、第64号議案「2012年度町田市一般会計補正予算(第1号)」の修正案の提案理由を説明させていただきます。
家具転倒防止器具は、2009年度から11年度まで東京都市長会の補助金も活用して、普及を進めてきましたが全世帯の11%であり、今年度の一般会計予算には計上されませんでした。昨年度は、準備された数を上回る申し込みがあり、結果として抽選にあふれた市民もいます。市民から継続の要望が強い事業であり、震災予防対策として大きな効果があると考えます。
また、昨年度の6月定例会の文教社会常任委員会では、「家具転用防止器具について市民の要望にこたえ今後の予算の増額を検討されたい」という旨の附帯決議が全会一致で付され、家具転倒防止器具の普及については全会派が一致できるものだと考えます。
以上を踏まえて、本修正案で提案する内容は、家具転倒防止器具の購入費と取り付け委託料を追加する一点であります。
歳入、款18、繰入金、項2、基金繰入金の補正額3億3007万2千円に、1733万4千円を追加し、3億4740万6千円とします。
次に、歳出、款9、消防費、項1、消防費の補正額2407万2千円の目2、防災対策費、説明欄4、災害対策費に家具転倒防止器具購入費及び、家具転倒防止器具取付委託料として1733万4千円を追加し、4140万6千円とするものです。その結果、歳出・歳入の合計は、1358億2923万円となります。
震災予防対策をすすめるために、みなさんにご理解いただき、可決していただきますようお願いいたしまして説明とします。
結果、質疑も討論もなくこの修正案は否決され、市長が提案した原案が可決されることになりました(原案には日本共産党市議団も賛成しました)。1300億円を超える予算の中で1700万ですから、ほんとうにごくわずかで震災予防対策が進むというのにそれを黙殺し反対するとは…。
◆白川哲也議員(みんなの党)に対して「猛省」を求める決議が可決
本日の議会では、議員提出議案についても表決がおこなわれました。意見書採択にともなって提出された「餓死・孤立死の防止施策の充実を国や都に求める意見書」は全会一致で可決。日本共産党市議団が提出した「関西電力大飯原子力発電所3号機、4号機の再稼働に反対する意見書」は、共産、公明、みんな、社民、ネットの賛成、民主、自民、保守系無所属の反対で否決されました。
また、「『町田市議会議員の政治活動における虚礼廃止に関する決議』の理念を尊重し、違反者たる白川哲也議員に対し、猛省を促す決議」が民主党と社民党から提出されました。
日本共産党市議団は、討論をおこないこの決議に対しては反対する立場をとりました。理由は、討論で述べているところです。
多摩市議会では、みんなの党の阿藤雄馬前議員が被選挙権を満たしていなかったのではないかという疑義が出されるもとで辞任しました(多摩市議会の対応)。白川議員も、議会が決めたルールを逸脱したことへの責任、政治家としての姿勢が厳しく問われることになります。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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