◆木造の仮設住宅
陸前高田市は、木造一戸建ての仮設住宅を建設してきました。宮城県がプレハブ協会に一括発注したのとは大きく違い、地元の木材を使い結露対策にも気を使っています。
仮設の木造一戸建て住宅は250万円。仮設プレハブの一戸建ては400万円だと聞きました。陸前高田では、2年後には無償で仮設住宅を譲り、引っ越し費用などさえ負担すればそのまま住み続けられるといいます。
◆市民の森「伝承館」
箱根山にある市民の森「伝承館」。気仙大工の立派な茅葺き屋根の建物です。
ここには、神戸の震災から灯りをつないだ「希望の灯り」がありました。
また、町田市内の小中学校から寄贈されたこいのぼりをはじめ、全国各地から寄せられたこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。
◆岩手県立高田病院
この県立高田病院は、全国で初めての仮設の入院施設を備えた病院。NHKのETV特集でも放映されましたが、地域の訪問診療に力を入れ、震災前から地域の医療の拠点となっています。
日本共産党の市田忠義書記局長が、被災した医療機関すべての支援を求めて質問をおこない道を開きましたが、拠点となる公立病院が果たす役割は大きいものがあります。
◆仮設店舗の商店街
2店舗以上が集まれば、お店を再建するためのスタートとなります。陸前高田市でも、大きな被災を受けた店舗が集まり営業再開をしていました。
上の写真は、地元のスーパーマイヤさんや「かもめの玉子」のさいとう製菓さんなどが軒を連ねる陸前高田未来商店街。
このほかにも、店舗が集まり仮設店舗での営業をはじめていました。
◆鈴木旅館
私たちが宿泊した鈴木旅館さんは、海から7キロも離れていますが、津波が川を遡り、敷地の中まで水が来たといいます。
大部屋の素泊まりで1泊1600円と超格安。温泉付きですから破格と言っていいと思います。とても熱い温泉でしたが、気持ちよく入りました。
この鈴木旅館さんは、震災直後から情報提供するために発行されていた「広報りくぜんたかた」を市内全域に届けていた自治労連のボランティアの方々が宿泊していたといいます。
◆被災地を忘れず、被災地に寄りそう
本日、町田で被災地支援報告会&物品販売をおこないました。
被災地で見たこと、聞いたこと、感じたことをしっかりと伝えていきたいと思います。同時に、復興に困難を持ち込む政治を転換してこそ、被災地の未来が拓かれます。被災地のみなさんとも力を合わせて、言葉だけでない「被災地に寄りそう政治」を実現するためにがんばります。
(おわり)
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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