女子サッカーは、日本ではマイナースポーツの一つと言っても過言ではありません。その女子サッカーなでしこジャパンがワールドカップで優勝するという快挙によって、注目されました。
国会では、スポーツ基本法が成立をしました。
日本共産党の宮本岳志議員は、東日本大震災の復興支援で多くのトップ選手が被災地で激励している事実を示し、スポーツ精神にのっとった役割を十分に発揮していると強調しました。そのうえで、現行のスポーツ振興法でのトップスポーツの位置づけは不十分だと指摘しました。
また、競技団体との懇談で出された選手養成や遠征経費、競技環境で苦労している話を紹介。フランスでは担当大臣が企業と協約を結び、トップ選手に特別な勤務条件を保障し、職業的地位向上を促すことを法律で定めていることも示し、トップスポーツへの活動保障と支援、予算の増額も求めたところです。
町田にも、サッカーやフットサル関連ではFC町田ゼルビア、ペスカドーラ町田というチームがありますが、ペスカドーラなどフットサルの選手の中にはアルバイトなどを掛け持ちしながら選手としてがんばっている人も少なくないといいます。なでしこリーグの選手たちプロ契約を結んでいないのが圧倒的に多い現状です。選手の生活環境や練習環境を整えていくことは急務中の急務だと思います。
スポーツ政策が貧困である日本のなかで、スポーツ基本法の成立と今回のなでしこジャパンの優勝が一石を投じることになるでしょう。というよりも、一歩二歩と前にすすめていかなければなりません。
なでしこジャパンの選手たちの笑顔、あきらめない姿に勇気をもらいました。あらためてなでしこジャパンの優勝に心からの拍手を送りたいと思います。おめでとうございます。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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