本日、健康福祉常任委員会で、町田市内で放射線測定実施を求める3件の請願が全会一致で採択されました。
「やむにやまれぬ思いで請願を出した」「母親の気持ちを受けとめて」──とりわけ子育て中の親御さんのなかでこうした声が広がり、それぞれたくさん署名を集められていました。
しかし、町田市は「現時点では考えていない」とこうした願いに背を向ける姿勢。きょうの午前中に東京都が町田市内4カ所でおこなわれた測定の結果をもとに「検討する」ということでした(結果は明日公表)。
請願を出した方をはじめ、市民のみなさんの願いは「安心して暮らしたい」というものであり、これにしっかりとこたえることが地方自治体の仕事だと思います。同時に、一刻も早い原発の収束が求められています。原発からの撤退こそ必要です。
健康福祉常任委員会では、行政に放射線測定を始め市民の声にこたえるように、次のような付帯決議がつきました。
1.東京都が町田市内で放射線量の測定する場所以外でも、多数の場所(特に、小学校・中学校・保育園・幼稚園などのグランド・園庭・砂場・プールなど)で、町田市独自で放射線量の測定を実施し、公表するべきである。そのために、東京都から貸与された測定器を積極的に活用すべきである。
1.放射線量が比較的に高く観測された地域において、同一地域の土壌やプールの水などの放射性物質の含有量を、速やかに町田市が検査機関に依頼して測定調査を実施、公表するべきである。
1.学校給食の食材(牛乳などを含む)の放射性物質の含有量を、定期的に町田市が検査機関に依頼して測定調査を実施し、公表するべきである。また、食材の産地表示を納入業者に求め、随時、保護者に公表すべきである。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。