本日は、市議会本会議がおこなわれ、議案の質疑と請願(意見書請願)の採択がおこなわれました。
私が、紹介議員になった「学校給食の食材に関する意見書を国にあげることを求める請願」は全会一致で採択されました。
以下、請願をした子育て中のお母さんたちの思いです。
私たち母親は、わが子の命を授かった日から日々子どもの健康と順調な成長を願い、あらゆる脅威から子どもを守り大切に育てています。しかし東日本大震災及び福島第一原発事故が発生して今までの安全な状況や環境が失われました。
原発事故から二カ月が経過しましたが東京都では、未だに詳細な計測が実施されていないため、生活をする上で安全かどうかも分からず不安な状況で日々、子どもを育てています。
特に子どもの発育に欠かせない栄養素の部分では将来、体に悪影響を及ぼす恐れのある食材は摂取させたくないと思うのは、どの親でも同じ気持ちだと思います。
政府が食材に対して安全で問題ない範囲と判断して放射性物質の安全基準値をあげましたが世界中の国々の基準とは大きく異なり、何十倍もの高い基準値に設定されています。
放射能汚染のある食材を食することで、体に与える影響は大人よりも子どもの方が遥かに高いと言われています。
今の高い基準値の食材を子どもたちが食することで将来、誰も予想がつかない悪影響を体に与え、取り返しのつかない状況になる可能性も否定できません。
子どもたちが毎日楽しみにしている学校給食の食材を被災地近辺で調達して今現在、子どもたちが食していますが上記のように子どもたちの日々の成長と将来に少しでも不安を与える食材を使用することは避けるべきです。
被災地復興支援の一環として被災地の食材を購入して食することの重要性は、十分理解しておりますが安全であるべき給食に対して敢えて基準値の高い食材でリスクを抱えたまま毎日与えることは親としては、居たたまれません。
大人よりも被爆の危険度が高い子どもたちに検査が必要な食材を使うという事が許されるのでしょうか? 子どもたちの大好きな給食に使われる事があってもよいのでしょうか?
絶対にあってはならないことです。私たち母親が子どもたちから危険を回避する為にどれほどのエネルギーを使ってきたか・・・
どうか一人の人間として人の心で、この問題を受け止めて頂き、政府関係機関に対して意見書を提出していただくよう請願します。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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