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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

こどもの日──「東京都こども基本条例」を子どもたちの意見を反映し、より豊かにするために力をつくしたい

2021-05-05 | 日々思うこと、考えたこと

 こどもの日。

 子どもたちの状況を考えると、現状はとても厳しいと感じています。

 子どもたちの状況について、書きたいことはたくさんありますが、この状況を変えていくための“カギ”は子どもたちに“聴く”ことではないかと思っています。

 昨年の一斉休校も、子どもたちは置き去りで、先が見えない中3ヶ月間の休校となりました。コロナ危機という事態で、おとなも先が見通せなかったわけですが、子どもたちにとっては日常のほとんどが一夜にして変わってしまったのです。

 その後も、あれはダメ、これはダメと言われ続けているのが現状で、子どもたちの意見を尊重しながら変えていくことが求められているのではないでしょうか。

 国立成育医療センターが実施している「コロナ×こどもアンケート」の結果からも、子どもたちが自分たちの意見を聞いて決めてほしいと切実に訴えていることがわかります。

 子どもの意見を聴くこと、子どもたちの直接参加は当たり前という都政にすることは急務だと考えます。

 この4月から、「東京都こども基本条例」が施行しました。

 子どもの権利について規定した条例が、首都東京にできたことの意義は巨大だと思います。

 日本共産党都議団は、都議会での議論の中で「よりよいもの」にする立場から、修正案の提案を行ってきました。(詳しくはコチラ

 同時に、この条例の策定過程で子どもの意見を聞いていないことは、どれだけ修正を重ねても補うことができないという提起も行いました。

 それを補うことはできませんが、私たちの提案で、3年後に見直し規定が設けられ、その際には子どもの意見を聞くことが附則に盛り込まれたことは、極めて重要だったと考えます。

 3年後の見直しは、今度の都議会議員選挙で選ばれた議員によって行われることになります。

 子どもの権利を守る立場の議員をどうしても増やしたいと思います。


 以下のPDFをクリックしていただくと、PDFでパンフレット全体を見ることができます。

 ぜひ、ご覧ください。

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人権を保障するという場合に、自分の中にある偏見や差別、無知と向き合うことが必要だと自戒を込めて強く感じています

2021-04-05 | 日々思うこと、考えたこと

 突然ですが、都議会で働き、日本共産党都議団のひとりとして活動する中で、自分の認識がもっとも発展したのは「人権」に関わる問題です。

 土台には、国際的にも、国内的にも人権意識の発展があると思います。

 例えば、東京都が実施した人権に関する都民の意識調査

 2013年と2021年調査を比較しても、女性と子どもの人権の問題の関心が高くなっています。

 また、2020年1月に改定された、日本共産党の綱領の中では

 二〇世紀中頃につくられた国際的な人権保障の基準を土台に、女性、子ども、障害者、少数者、移住労働者、先住民などへの差別をなくし、その尊厳を保障する国際規範が発展している。ジェンダー平等を求める国際的潮流が大きく発展し、経済的・社会的差別をなくすこととともに、女性にたいするあらゆる形態の暴力を撤廃することが国際社会の課題となっている。

 と、いう記述が新しく書き込まれました。

 「人権というのは、突き詰めていうとマイノリティの人たちの権利を保障し守ることである」──ある会合で、弁護士さんがこういう発言をされていたことがとても印象に残っています。

 私も、子どもの権利と人権の視点から校則問題などについても取り上げてきました。

 東京都では、新しく「人権尊重条例」が制定されました。都政の中でも、ジェンダー平等、子どもの権利、障害者の権利、性的マイノリティの権利など、党派を超えて様々な角度から当事者の声が紹介されています。

 同時に、人権を保障するという場合に、自分の中にある偏見や差別、無知と向き合うことが必要だと自戒を込めて強く感じています。

 「知らなかったこと」を知ったときに、どういう行動をするのか。他者から、課題を指摘された時に、どういう態度で自分自身が向き合うのか…。当事者の声を聞き、学び、行動することが常に求められていると感じます。

 自分自身の体験を乗り越えて想像力を働かせるというのは、大きな困難が伴います。

 「よかれ」と思ってやったことが、実は他者の権利を侵害していたり、それに踏み込むようなことに至っていることもしばしばあります。そのことに、気がつくことができずに現在に至っていることも少なくないと思います。

 こうした中で、日本共産党都議団(議員だけでなく事務局のみなさんも)が、率直に意見交換し、認識を深め、発展させられる集団であることはとても大きいことでした。

 空気を読みあうことなく、意見をたたかわせるというのは、一朝一夕にできるものではありません。先輩たちが築いてくれた土台と新しく加わったメンバーの認識が、そうさせているのだと思います。そうした刺激ある議論ができる環境が、自分の身近にあってよかったなと強く思っています。

 「誰ひとり取り残さない」「個人の尊厳と多様性が大切にされる」──こうした東京をつくるために、私も学び、行動していきます。


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「男女の候補者の数ができる限り均等となること」──法律の施行後はじめて行われる都議選で、ジェンダー平等が本気で問われる

2021-04-04 | 日々思うこと、考えたこと

 ジェンダー平等が国際的にも、国内的にも本気で問われています。

 ジェンダーギャップ指数2021が発表されましたが、日本は156ヵ国中120位と、世界の中ではきわめて遅れた位置となっています。

 特に、政治分野は147位となっており、この遅れは重大です。

 政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が制定されました。

 法の基本原則では「衆議院、参議院及び地方議会の選挙において、政党等の政治活動の自由を確保しつつ、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指して行われるものとする」としています。

 さらに、「当該政党等に所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定める等、自主的に取り組むよう努めるものとする」と、各党に努力義務が求められています。

 都道府県議会の中では、東京都議会は女性比率30%とトップですが、均等にはまだ遠いわけです。法律ができてはじめての都議選で、各党がどういう立ち位置で臨むのかが問われています。

 4月3日時点で、公認候補として発表されている立候補予定者のうち、女性比率を出したものが以下の表です。

 日本共産党都議団は、現職議員の割合も18人中13人が女性議員で73%となっています。

 立候補予定者にしめる割合も65.3%となっており、半数以上が女性です。

 東京都の女性管理職は約20%となっていますが、これも一気に引き上げていく必要があると思います。

 そして、東京からジェンダー平等を推進するためには、女性議員を増やすこと、そして私を含めた男性議員が自戒し、学び、行動していくことが必要です。

 日本共産党も、ジェンダー平等については後発組です。

 党の綱領に、ジェンダー平等を明記したのもわずか一年前。 自戒を込めて、学び、行動し、ゆっくりかもしれないけれど自己変革しているところです。

 私も、覚悟をもってとりくんでいきたいと思います。


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「架け橋」2期目へ

2021-02-19 | 日々思うこと、考えたこと

■「架け橋」2期目へ

 町田市で史上初の日本共産党都議となってから3年半。「池川さんが都議会に行って、隔週のニュースも発行してくれて、都政が見えるようになった」という声も。ニュースの名前は「都政への架け橋」。市民と都政の架け橋になれるよう力を尽くしてきました。

 23区では当たり前の中学校全員給食。町田市は家の弁当か学校のデリバリー弁当を選択する方式です。前回都議選で中学校全員給食を公約に掲げ、都議会でも質問してきました。中学生や保護者の声が重い扉を開き、小学校と同じ中学校全員給食の実現に向けて動き出しています。

 「ツーブロックの髪型はなぜダメなのか」―。きっかけは、中学生や高校生、美容師さんの声。子どもの権利を尊重しようと、理不尽な校則の改善について質問した動画は645万回再生されました。その後、高校生が校則改革に動き、校則でツーブロックが認められた例もあります。

 市民の声と議会での論戦が一体となれば、必ず変えられる。これが1期目の確信です。暮らしに役立つ都政に変えるため、なんとしても2期目に駆け上がる決意です。

 (2021年2月17日「赤旗」に掲載)


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遺志を継いで、奮闘したい

2020-08-10 | 日々思うこと、考えたこと

 尊敬する大先輩の訃報に接し、ご冥福を心からお祈りいたします。

 藤本さんとの出会いは、いつだったのかと考えてみると、市議会議員の時代に町田市内の後援会の会合か何かだったでしょうか。

 右半身のマヒによって、日常生活はバリアが多かったと思います。「安倍政権が終われるまでは倒れられない」と常に口にされ、前向きに新しいことに挑戦されていましたが、鮮明に覚えていることがあります。

 その一つが、80代後半からSNSに挑戦されたことです。これは本当に驚きとともに、希望でした。

 「やれることの一つとして始めたんだ。自分でも新しいことに挑戦していきたい」と。

 リアルでも、私が隔週発行で発行する「都政への架け橋」の折り作業を「これは俺の仕事」と、入院される直前まで左手1本でやってくださっていたという話をおつれあいからお伺いしました。

 必ずこの遺志を継いで、政治変革のために力を尽くしていきたいと思います。

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