今回は掛け算九九をメモリに入れてみてメモリ消費量を計算してみます。
MSXパソコン全盛期は配列変数などを使わずにメモリにデータを入れているプログラムがありました。
その流れでROMBASICのプログラムは一見するとマシン語のような感じにも見えました。
どの程度メモリを節約できるのか考えてみたいと思います。
0を含む縦横11列の121の数値を配列変数に入れています。
表計算のようになっていますがメモリを1000使っています。
次は九九をメモリに直接入れるとメモリを44使っています。
さらに121のデータ域があるので165使うことになります。
ということでメモリに直接書いたほうがかなり節約になります。
意外だったのはこんなに大きく数値が変わるんですね。
POKE命令は遅いイメージがあるんです。
マシン語プログラムをBASICプログラムからメモリに書き込むには
時間がかかるのです。
でも、少しMSXがわかった気がします。
エミュレータでMSXを800%高速にしてみましたがMSXを超高速ではなく
高速化するとMSXパソコンらしい問題があり、やはりMSXなんだなぁと思います。
CPUとVDPは高速になってもVRAMは変わらないので制約を受けてしまいます。
SETPAGEが倍程度は欲しい気もしますが8ビットの環境ではなくなると思います。
turbo仕様になるとすればRAMもVRAMを変えなければ
今までのMSXと変わらない気がしますね。
おそらく次世代機はネーミングを使うだけで斬新的なマシンになると思います。
では。
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