MSXturboRが発売されたからRAMが64KBから256KBになりました。
この残り192KBをラムディスクとして活用できるマシンです。
当時パソコン通信などでPC9801などの国内パソコンで
常駐ソフトというものがありこれはMS-DOSの空きメモリに
マシン語プログラムを入れて例えば画像ファイルローダーなど
いつでも画像を見ることができるものです。
このようなデータが消えない領域にプログラムを入れることが流行してきました。
MSX-DOS2の192KBの空きのメモリマッパーにいろいろなマシン語プログラム
を入れたりテキストモード(SCREEN0)の状態でVRAMの空きにプログラムを
入れるなど一般的な活用法が増えてきました。
リセットしても消えない領域を発見しました!ふふふ…
今回は1chipMSXをパックしたファイルの中からDE(ドットエディタ)を出してみた。
ディレクトリごとLZHファイルにすることはラクにできるが、
一部のファイルをLZHファイルにすることはファイルを忘れたりしやすい。
そこで、ラムディスクの登場になる。
ラムディスクは新たなドライブ環境を作ることができる。
それは当たり前な話であるがゆえに
システム環境というのはそのプログラムを動作することができることを指す。
ということは仮想で環境を作れば、そのソフトが動作するのかテストできる。
これが仮想ドライブの魅力かもしれない。
開発中の環境と白紙の環境は異なることはよくある。
さて、カレントをAドライブからHドライブに変えて配布するファイルをパックして
その中身に起動する実行プログラムからデータファイルを読み込み、
正常に起動しなければこの仮想では何かが足りないという問題をさがすことができる。
エラーになる場合もあればエラーにならない場合もあります。
ファイルを忘れていたり、設定コードなどを修正すれば、
そのファイルを入れると起動するかもしれない。
前のバージョンでは動いて新しいバージョンでは動かないというのもよくある
そういうテストができる。そして、テストが終わると
私はラムディスクのファイルをH-DRIVEというフォルダにコピーする。
こんな流れでやっています。