今回は「プリンス・グロリア」。
プリンス自動車は1947年から1966年までは独立したメーカーでしたが、その後、日産自動車と合併しました。
そして、車は「日産・グロリア」として「セドリック」の兄弟車となり、プリンス自動車の流れをくむプリンス店で販売されました。
さらに、その後、店舗名の撤廃や車名の変更があり、今は「フーガ」となっています。
写真の車は、その初代のもの。
1959~1963年に販売され、車体等は、これも当時、プリンス自動車のブランドであった「初代スカイライン」と共通の部分が多いです。
直4の1.9L-OHVエンジンを積み、最高速度は135km/hでした。
上記の通り、この後、「セドリック」の兄弟車ともなりますが、それは4代目から。
※3代目は車名のみ「日産・グロリア」。
私は9代目となる「Y32型」に乗っていましたが、V6-3Lターボで255ps。
豪快なハイパワーセダンでした。
この時期の日産車(シーマ、スカイライン、プリメーラ、シルビア/180SX等々)は、どれもハンドリングに優れており、「グロリア」もリアが流れても、すぐにカウンターを当てれば、とてもコントロールがしやすかったです。
現行の「フーガ」は先にレンタカーで乗りましたが、大排気量のエンジンパワーにより余裕の走りを提供してくれます。
この部分、さらに高級感は初代から現代にわたるキーワードなのでしょうね。
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「フーガ」のインプレッションの記事はこちらのアドレスよりどうぞ。