ちょっと風邪をひいて,自宅療養中.
飴を舐めて喉を湿らせながら,消化しやすい食事を取る.外出できないので,前々から試してみたいと思っていた SusProg3D の Tutorial を試してみた.このソフトウエアは,いろいろなリンク形式のサスペンションに対応している.まずは,体験版を利用してみた.サスペンション専用のソフトウエアなので,以前試していた FreeCAD よりも簡単で入力や変更がしやすい.
体験版は,タイヤサイズの変更不可と,アップライトの寸法変更不可(一部)の制限があるので,タイヤをリンクが貫いているが,大勢に影響がないと判断した.
今回は,英国車によくあるリンク形式を試してみた.
フロントサスペンションの 1G' の状態↓. 1G' は,マウンテンバイク式の表現方法である.
type46 など,トラニオンを使ったフロントサスペンションでは,アンチノーズダイブジオメトリがとりにくいので,今回はスフェリカルを使う条件で解析した.
キャンバー角は -1.00 °キャスター角は 5.00 °とした.ロールセンター高は,10.80 mm .
次に 10 mm 車体が沈んだ状態↓.
この状態で,キャンバー角は -1.20 °,キャスター角は 5.25 °に変化した.
4 mm 車体が浮いた状態↓.
キャンバー角は -0.93 °,キャスター角は 4.90 °に変化した.
次は,車体が4度傾いた状態↓.
キャンバー角は -4.59 °と 1.77 °,キャスター角は 3.99 °と 6.06 °に変化した.
解析は三次元で行われている↓.
バンプステアも評価できる.意外と考えられているソフトウエアである.
次は,リアサスペンション.47GT にも取り入れられているリンク形式を例題にする.
フロント同様,キャンバー角は -1.00 °とした.ロールセンター高は,34.94 mm .
フロント同様, 10 mm 車体が沈んだ状態↓.
キャンバー角は -1.15 °.
4 mm 車体が浮いた状態↓.
キャンバー角は -0.95 °.
車体が4度傾いた場合の結果↓.ちょっと画角を遊んでみた.
解析結果は Excel データに落としてグラフ化することも可能である.サスペンションがストロークした場合,ジオメトリがどれくらい変化するのかが評価できる.
次に,アンチノーズダイブとアンチスクワットジオメトリを確認した.
まずは,フトント↓.
次にリア↓.
興味のある方は,利用していただきたい.動的解析も可能で,スプリングやショックアブソーバーやアンチロールバーも評価できるようだ.
私は,購入しようか迷っている.
$215.00-
ちょっと高いなぁ~.
自然治癒力で治る事祈ってます。。
だるさは残るものの,喉の痛みだけになりました.もう少し安静にして,早く元気になります.
…って,早く寝なきゃ….