No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

自分が観えるから他人が観える

2006年04月11日 | Weblog
沖縄空手の達人である宇城先生は著書の中で自分の内面を観ることの重要性を
常々指摘されています。
自分の内面に注意を向けれるようになると、
筋力に頼った表面的な力ではなく、内面から来る本質的な力が出ると。
これは我々もすごくレベルの低い次元ではあるとは言え、
リラックスしていて心に不安がないときは、
信じられないような良いボールが打てたりする経験などから、なんとなくわかる気がしますよね。

ところが自分を観ることの効用はそれ以上のものがあるようです。
それは、相手のことが観えるようになるということ。
人間は基本的に自分の範疇を越えたものを考えれないものです。
逆に言えば、自分の範疇が広がれば、まわりのことが理解できるということです。

心の変化もそう、身体の動きもそう。
自分の変化を感じコントロールできるようになれば、
自然と相手のことを感じる力も高まっていくようです。

それではまたがんばっていきましょうね。