268の全工程を終了して出来上がりました。姿形はとてもシンプルで均整がとれていて、手で握った感触もピッタリとフィットします。
本の最後に次のエピソードが載ってました。
この講座に参加されたK子さんは、遠く離れた北海道のお母さんに観音様を彫ってあげたそうです。そのお母さん(88)があっという間に亡くなってしまったのですが、菩提寺の和尚さんに「娘の彫った観音様を棺に入れるよう家の者に言って下さい」と遺言されていたとのこと。
この観音様をわが娘と思って毎日手を合わせておられたのでしょう。遠く離れている親子に、すぐ身近にいるような安心感を与える不可思議な力を小さな観音像が持っているのです。
本の最後に次のエピソードが載ってました。
この講座に参加されたK子さんは、遠く離れた北海道のお母さんに観音様を彫ってあげたそうです。そのお母さん(88)があっという間に亡くなってしまったのですが、菩提寺の和尚さんに「娘の彫った観音様を棺に入れるよう家の者に言って下さい」と遺言されていたとのこと。
この観音様をわが娘と思って毎日手を合わせておられたのでしょう。遠く離れている親子に、すぐ身近にいるような安心感を与える不可思議な力を小さな観音像が持っているのです。