霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

冬至十日前

2017-12-10 20:10:26 | 雑学
冬至は昼の長さが一番短い日ですが、日没時間の最も早いのは冬至よりも十日程早く、昔から冬至十日前と言われています。
この言葉を聞いてからは、たしかに冬至の日はちょっと日が延びたかなという気がしています。その反対に夜明けが最も遅くなるのは冬至十日後で、冬至を挟んで偏っています。
その主な原因は、地球の公転軌道が円でなく楕円であることから、本来太陽が南中から翌日の南中までの一日の長さ(真太陽時)と、生活上の便利を考慮して一年を平均した一日の長さ(平均太陽時)とのズレ(均時差)の変化によるものだそうです。この幅が一年の内で30分もあるということですので、ちょっと驚きです。
このことは、海上保安庁の海洋情報部のホームページに分かりやすく解説されています。

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