霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

台風監視(南方定点 - 5 -)

2017-12-20 02:58:16 | 観測船の思い出
以前少し書いたかもしれませんが、ソデイカ(船ではアオリイカと言っていました)という大きなイカが時折やって来ます。大抵は50-70cm位ですが、畳一枚分位のどでかいのが船のすぐ横を悠々泳いで行くのを見て度肝を抜かされました。写真はインターネットに掲載されていたものですが、まさにこのような感じでした。
多くのイカは群れをなしていて夜行性ですが、このイカは必ず雄雌のペアで来て、しかも昼間に来ることが多いのです。このイカを発見したら皆大騒ぎです。それもそのはず、高級品でン万円もするのだそうです(贅沢にもこのイカで作った塩辛を食べたりしました)。
ですからすぐ釣りのベテランに譲ります。雌は一回り小さいらしく、こちらを先に釣り揚げなければなりません。というのは雌を先に釣ると必ず雄も釣れるが、雄を先に釣ると雌は逃げていってしまうからです。子孫を残す自然の仕組みなのでしょうか、人間社会でもそうかなと思いました。
一度だけ私も60cm程のを釣ったことがあります。ベテランの隣だったので自慢でした。時折スーパーでもアカイカという名で売られていることがありますが、肉厚で柔らかい歯応えです。

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