【商売の機転】安い理由？知っての納得消費

安かろう、悪かろうは昔のディスカウントストアの代名詞、今は良い品をどこよりも安くが一般的に根づいているようで、品質・鮮度の劣化した商品、消費者を騙すような商品はどんなに安くしても売れないのです。

どこのスーパーに行っても広告の品やお買い得品ＰＯＰのオンパレード、中にはコーナー商品３割引や半額という赤い案内板だけがやけに大きく掲げられていて主役の商品が貧弱すぎる売場もあったり、そこまでも安くない価格が一人歩きって感じでしょうか。ほとんどのＰＯＰがメーカー名と品名や規格、その上に意味もないキャッチコピーがあり、二重売価の打ち出しといったところです。目先の販促や演出で購買意欲を煽る？どうでしょうか、最近の消費者はそこまで無能ではありませんよね。
競合他店との価格比較までは無理でも、価格を見れば通常よりは安いということは判りますが、消費者が思うのは何でこんなに安いのか？大丈夫なのか？なんですよね。もしかして品質や鮮度が悪い、販売期限が短いなんていらぬことを考えたりしてね。それに異常に安すぎると反って不信を招き売れないこともあるんですよね。

隠さずはっきりと安い理由をＰＯＰに描いたらいかがでしょうか。まさに消費者のキーワードは安全・安心、だからこそ安い本当の理由を知りたいのです。安くする事情を承知した上で納得消費したいと思うのが今どきの消費者なんですよね。