徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【笑売漫歩】客を遠ざける接客では買えない

2010年11月18日 | 仕事モード
地方の観光地だけではなく最近では空港や駅ビルの土産品店でもよく見かける光景です。客の少ない店に限って誤りの接客が多く、買っていただこうという気迫はわかりますが、反って客を遠ざける、決してやってはいけない動作が多いようですね。

ボケッと立ちすくむ訳にもいかず、新米の店員さんは先輩のマネをして隣の店に客を取られまいと必死で呼び込みをしていました。そこへ現れた一人の老紳士、新幹線の時間待ちなのか、土産物探しに迷っていました。それを見た新米さん、待ってましたとばかりに近づき声掛け、ついでに老紳士を追い回す有り様で、とうとう大切な客を隣の店に逃してしまいました。常連客ならいざ知らず、一見客が入店するなり即接近、声掛けでは選ぼうにも選べない、買おうにも買えない状況でしたね。それに土産品って、同じ駅ならほとんど同じ商品を同一価格で販売、客にとってはどこで買っても関係なく、売場の雰囲気や店員さんの善し悪しで買うことが多いですよね。

勿論、客無視接客では困りますが。とにかく度を過ぎないことで、自分が客の立場ならどうだろうか?と考えればいいんですよ。ただ、実際には客の分捕り合戦で仕方ないことかもしれませんね。
客を直視するのではなく軽作業しながら様子を見るとか、ひと呼吸おいて声を掛けるとか、いろいろと試したらいいでしょう。新米さん、先輩のモノマネもいいですが、ちょっと購買心理、研究したらもっと売れると思いますよ。そうそう、人は自分以外に発せられた声には抵抗感じないそうです。

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