徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【四季交々】官兵衛ゆかりの地、桜の福岡城

2014年04月05日 | 休日通信
毎年各地で桜便りを伝えていますが、今年は出張と重ならず地元福岡で花見見物となりました。「さくら・さくら 見わたす限り 霞みか雲か匂いぞ出ずる いざやいざや見にゆかん」今流に訳すと、見渡す限りの空は黄砂やPM2.5で霞んで見えるけど、桜のほのかな香りだけは漂って、さあ、(花を)観に(愛でに)行こうじゃありませんか!

福岡市内の桜の名所と言えば西公園に動物園のある南公園、海の中道海浜公園油山市民の森など数々ですが今年は大河ドラマの影響で黒田官兵衛の黒田五十二万石の城、舞鶴公園にやってきました。ここで「福岡城さくらまつり」が6日(日)まで開催中との情報をゲット、都心のど真ん中にはさすがにマイカーでは来られず天神から明治通りに沿ってテクテク歩くことにしたのでした。大名・赤坂を過ぎて舞鶴公園のある平和台までは20分ぐらい、平和台野球場は西鉄ライオンズ観に父に連れられてきた思い出の場所でもあります。
その舞鶴公園の中にある福岡城は、関ヶ原の戦いの功績によって徳川家から筑前52万石を与えられた官兵衛の子、福岡藩初代藩主黒田長政が慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて那珂郡警固村福崎の地に築城したもので別名は舞鶴城、博多湾側から見た城の形が空を舞う鶴の姿に似ていたことから名付けられたとか。ちなみに福岡の地名は黒田家祖先の領地、備前の福岡村にちなんで改名したと言われています。石垣がめぐらされた福岡城跡、福岡城むかし探訪館ではNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のパネルやドラマの衣装や小道具などを展示、インフォメーション側にはさまざまな屋台やキッチンカーも出店して大勢の人で盛上っていました。

満開の桜もいいけど桜吹雪舞う散り際も最高で、天守台に登ると眼下に桜の絨毯が広がり遥か遠くに福岡タワーやドーム球場も見え絶景かな絶景かなでした。しだれ桜の並木道を通りながら口ずさんだのはコブクロの桜、「名も無い花には名前を付けましょう。この世にひとつしかない、冬の寒さに打ちひしがれないように、誰かの声でまた起き上がれるように・・・・・・・」寒の戻りに震える桜の木々も声合せて歌っているようで、たまには地元の歴史散策もいいものですよね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【世相一言】目指せ!立派な... | トップ | 【世相一言】花粉発生源で終... »
最新の画像もっと見る