徳ちゃん繁昌リポート

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【市場探訪】小ちゃな蒲鉾店が考えた新商品

2014年04月11日 | 仕事モード
消費増税後の実態調査で小倉の旦過市場の帰りに懐かしの吉塚市場にも足を運びました。旦過と違い再開発の計画もなく相変わらず暗い寂しい老朽化が進む市場ですが博多庶民には無くては成らない昔にタイムスリップできる人情市場でもあります。

今日紹介したいのは市場内の路地の奥、小ちゃな小ちゃな通り過ぎてしまいそうな「平和蒲鉾店」です。今どき珍しい手づくり蒲鉾店で大将が客の目の前ですり身を揚げる作業をして正にライブの製造&販売スタイルです。揚げ立てはほかほか!冷えても食感が生きて絶品です。この店でNHK大河ドラマの人気にあやかって新商品「黒田揚げ」を開発、発売を開始したそうです。当初は黒田の黒をイメージしての食材探し?黒田勘兵衛の好物の鯛だったことから真鯛のすり身で揚げ蒲を考案したのでした。勘兵衛シールのPOPも可愛いいし、一枚200円(2枚で300円)も手の出る価格と思いますよ。お邪魔したのが夕方だったのであいにく売り切れ、限定販売で思った以上にヒットしているとのことでした。そうそう地元のテレビ局も取材に訪れたそうで、もしかしてヒットするかもですね。小規模事業者のアイデア商売を垣間見たようでした。

十数年前に始めた吉塚市場の百均祭も根付いているようで土曜の客の入りは好調だとか!お手伝いした甲斐がありましたよ。店主さん達と談笑して数々の自慢の逸品を土産にいただいて帰りました。ありがとうございます。

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