徳ちゃん繁昌リポート

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【世相一言】自爆営業?駆け込む金券ショップ

2013年11月28日 | 出張先々
今年も年賀状を書く年末がやって来ました。最近はメールでの新年挨拶も多くなったのですが、やはり同世代の中高年はネットが苦手で結局は年賀はがきを出す羽目になるようです。普段めったに会えない人やこの先もずっと会わない人などに元気便りを送り続ける?今さら止めたくても止めらない習慣、仕方ありませんよね。

出張時に小倉の金券ショップでたまたま年賀はがきを目にして購入したしだいですが、これがいま話題の自爆営業なのか!?なんと1枚48円×100枚=僅かながら200円の得でした。少し後ろめたさもありましたが大変な郵便局員への支援?と思えば気も休まるというものです。だって金券ショップで売れなければ自爆営業の捌け口がなくなるということですからね。ちなみに年賀はがきの売買サイトもあるようですよ。
企業である以上、営業ノルマがあるのは当然ですが、ネットに押されて需要が減り続ける年賀はがきにまで大量のノルマを課すのはやっぱり理不尽のような気がします。年賀はがきの他にも暑中見舞いや記念切手、カタログの歳暮、ゆうパック、かんぽ生命保険など多くの商品にノルマが課せられて、正社員・非正規社員を問わず現場の郵便局員のリスクは想像以上、その達成に四苦八苦しているのもわかりますね。もちろん郵便局員だけでなく、菓子メーカーはクリスマースケーキを、ホテル、デパートはおせちセットを、旅行代理店や生保・損保、アパレル業界などほとんどの企業が従業員に対して大なり小なり自爆営業を指示し、罷り通っているのが現実です。従業員は企業の売上総利益から賃金をもらっている訳で、売上や利益が維持できないとまともな給与をもらえなくなる恐れもあるかもです。

旅行券やJR回数券、株主優待券、百貨店共通商品券、ギフト券、コンサートチケット、食事券など等金券ショップにある商品は大抵、自爆営業が関係していると考えてもいいのかもです。ダメージを軽くするために自腹で買わされた挙句に金券ショップへ駆け込むのは確かに弱者の自己防衛、指示して知らぬ顔する経営幹部はもっと痛みを共有してほしいものです。

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