東京ビッグサイトで業界最新ノウハウ視察

スーパーマーケット・トレードショー２０１２の招待券がたまたま指導先ルートで手に入り、早速スケジュールやりくりして出掛けていきました。会場はお台場の東京ビッグサイト東全館、期間は２月１日(水)～３日(金)３日間限りで入場は業界関係者のみで一般は入れない訳でして通常入場料は五千円だとか。各メーカーが競って最新の技術を紹介する大変勉強になる展示会で、正しく今流のほっとな提案や情報が凝縮されています。尚、来場予定者は約８万人を見越しているそうで、業界人にとっては見逃せない目から鱗みたいな一日なのです。

今年のテーマは『創』ニッポン～小売のヒントがここにある！～スーパーマーケットを始めとする食品流通や小売業界は従来の同質的な価格競争から脱却し、地域に根ざした顧客に支持される店づくりが求められています。また価格だけではない差別化された独自性と拡がり続ける顧客ニーズに応える多様性が必要になってきて、そのための情報収集と商談の場となるビジネスチャンスを提供しているのがこのショーでもあります。
その中で今年の目玉は第１回弁当・惣菜大将のコーナー。スーパーマーケットにおける弁当や惣菜売場の活性化を目的として、ブースでは受賞商品や協賛企業による商品化や売り方、売場提案などを紹介、さすがに彩り豊富な惣菜類が並べられ数々のなるほどのノウハウやヒントが宝石のように散りばめられ興奮しました。但し、それに気付かない人には残念ながら単なるパフォーマンスにしか写らないでしょうね。また、商品の中から消費者目線で興味を引く商品を管理栄養士や料理研究家、一般消費者など百名もの審査委員により約３０品の特選食品の展示もありましたよ。
限られた時間の中、見たさ、聞きたさの貪欲さと好奇心が先行して、歩こうにも歩けない会場の中、人をかき分けすり抜けながら進んでいきました。ちなみに写真撮影は原則禁止だとか？でもこそりとデジカメ取ってる人もいるようですよ。

ぎりぎりで飛行機の予約をしたためか、行きも帰りも超満席状態！？いつもは前列の指定なんですが、かなり後列の座席予約しか空いていませんでした。あとでわかったんですが実はＡＮＡがスト決行中とかでＪＡＬに乗客が殺到しただけみたいだったんですね。
この感動とひらめき、アイデアを指導先に伝えるのも重要な役割でして、薄らぐ記憶よりビジュアルな記録の方が大事、恐らくメモした走り書きを帰りの飛行機の中でまとめなければなりません。堂々とデジカメ撮影さえできればそんな苦労もしないですんだのに！？などつくづく思う視察の出張でした。