徳ちゃん繁昌リポート

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【現場報告】負けない弱小戦略で勝負挑む

2012年02月16日 | 出張先々
年末に続いて3度目の大分県日田市、2月上旬の寒波の影響で日程順延しての仕事でした。ちなみに雪や凍結の多いこの地域ではスタットレスタイヤがほとんどで、チェーン装備やタイヤ交換も知らないドライバーは運転しないが正解ということでした。それにしてもたまに近場もいいものと思い際、九州自動車道の福岡IC~大宰府IC間が朝の事故で通行止め、福岡都市高速はノロノロ渋滞、九州・大分自動車道も雨と霧で速度制限、お陰で2時間近くも掛かりましたよ。

日田の案件は某業種店の経営診断、業界大手の進出で経営の危機感を強めた企業側と金融機関からの依頼でした。オープン月は急激な客離れと売上減少、売値合わせると粗利も取れず売上総利益は赤字覚悟、経費はそのままで営業利益もマイナスをきたし、最終的には経営を圧迫するばかりです。メーカー動かす大手の勢いに成す術もない弱小企業って感じでしたね。
前2回では現状把握ならびに商圏調査、競合店に出向いたり、自店の魅力度調査などをやりましたが、営業データもほとんどない上に見えない客相手の営業スタイルでは検証も分析する術もなく困り果てたものでした。今回はSWOT分析と今後の会社の方向性についてディスカッションを重ね、最後に弱小戦略の考え方を提案、負けない基本戦略を「違いを創る、闘い方を変える」とし、負けない五大戦術(マル秘)を説明してきました。帰りしな幾つかの課題も提示しましたが、闘い方によっては十分にリベンジの道は残されており、この弱小戦略をどうアクションに繋げられるかが当面のハードルのようです。

そうそう、日田での昼食は名物の「日田やきそば」、人気の「来々軒」で頂きました。一番の特徴はゆで麺を鉄板で焼いたパリパリ麺、しゃきしゃきのもやしと濃厚ソースで味付けするのが日田流とか!?博多屋台の焼ラーメンに発想は似てますが、「日田やきそば」は焦げ目の香ばしさと後味もさっぱりとして、一度食べたらもうクセになりそうです。日田市内に十数軒はあるらしく?店によって個性豊かな焼きそばが自慢だとか!?ちょっと通になるかもですね。
独自のこだわりをもつ逸品「日田やきそば」、まさに客に支持される弱小戦略の真髄を見た思いがしました。

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