徳ちゃん繁昌リポート

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【変化の予感】専門に任せるアウトソーシング

2015年01月15日 | 仕事モード
風邪でも引いたのでしょうか?底冷えするような雨と寒さの中、今しがた支援先から帰ってきました。今日は「アウトソーシング」の話しです。外部の専門的な知識やノウハウ或いは時間やパワーを有効に活用し、自社の目的とする業務に戦力を集中する戦略的な経営手段を「アウトソーシング」と言います。今この取組みがスポットライトを浴びて活発化しようとしています。

「アウトソーシング」を活用することでスピードある経営の実現が可能となります。かつては生粋の従業員だけという企業が多かったのですが、今後は外部の人材を活用する、あるいは臨時で雇うという形が一般的となるでしょう。経営にスピード感が求められる時代にあっては短期間で企業構造を変えていくために、経営体質が頑固な岩みたいにガッチリしていてはダメなわけです。それより、柔軟性を持った組織形態を保つことがこれからの企業経営の特徴となるでしょうね。常に外部を利用してある特定のところだけを優先していくという形態になっていくのです。企業は主たる仕事を担当し、それ以外の部分は外部の専門業者に頼んだ方がより合理的でしょうね。
労務や賃金計算の事務管理や営業や配達業務、また従業員の教育までを「アウトソーシング」している企業も確かに増え続けています。確かに経費面は高いかも知れないけど厚生福利費を含めた人件費も掛からない、育てることも不要だし、専門業者に頼んだ方が仕事も捗るというものです。もちろんいつでも契約解除は自由でリスクもないところのメリットは大きいですね。その一方で、外部資源の利用には情報流出のリスクや社内にノウハウが蓄積されないといったデメリットも存在することも事実ですがね。

いずれにせよ、経営のスピードや高い効率性と専門性が求められる競争社会においては自社の必要な機能やキャパを見極めることと、メリットとデメリットを考慮しながら外部の有効活用を考えることも大切と思いますよ。「アウトソーシング」の需要は益々高まるんじゃないでしょうかね。


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