TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

古見さんは、コミュ症です。

2021年10月02日 | ひとりごと

NHKで放送されているドラマ『古見さんは、コミュ症です。』を見ています。人と話すのが苦手な女子高生古見さん(池田エライザさん)が高校生になって同じクラスの優しくて真面目な男子高校生只野くん(増田貴久さん)と初めて友達になります。そして、ガングロメークで友達がいなかった万場木さん(吉川愛さん)と一緒にお弁当を食べるようになったり、只野くんの優しさや人間性に惚れこんでしまった男子高校生片居(溝畑淳平さん)とも仲良くなって行って、みんなで海に遊びに行ってしりとりしたりとうもろこしを食べたり友達の輪がどんどん広がって行きます。みんなで仲良く親交を深め合うシーンを見ていたらとても穏やかで楽しい気分になりました。古見さんは声を出して人と話す代わりにノートに文章を書いていつも会話しているのですが、その筆談による会話をみんなが尊重して温かく見守っていたり、ほのぼの感がいっぱいのドラマです。人と付き合うのが苦手な高校生たちだけれど、お互いを受け入れる気持ちが純粋で柔らかくて温かくて魅力的です。大人になっても心が広くて優しい人であってほしいなあと思います。演じておられる方々の実年齢が高校生よりはるかに年上の方々もおられるようですが、実年齢を全く感じない高校生に見えているのも不思議な魅力がある続きが楽しみなドラマです。

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話すのが苦手だった頃

2021年10月02日 | ひとりごと

『古見さんは、コミュ症です。』を見ていて、自分自身も人と話をするのが苦手だった頃のことを思い出しています。幼稚園に入る前までは近所の自分より1歳から5歳くらい年上のお姉さんやお兄さんたちと分け隔てなく普通に自然に話をして楽しく飛び回っていました。なぜだかよくわかりませんが、幼稚園に入園してから急に、輪に溶け込めない子供になってしまいました。幼稚園時代から小学生時代、人と自然に話すのが苦手だった子供だった気がします。中学生、高校生と、歳を重ねるに連れて、自然に話ができるようになって行き、初対面の方ともすぐに話ができるようになりました。でも、引っ込み思案の気質は大人になった今でも時々影響していると思うときも多々あります。子どもの頃、このドラマに出てきている古見さんのように全く話をしないわけではなかったけれど、古見さんの純な気持ちは痛いほどよくわかりました。このドラマに出てくる高校生たちは人と係るのがあまり得意でない高校生たちが多いのですが、みんな純粋で、優しくて、温かい人物です。人と係るのが得意ではなかったとしても、その人のそのままを信じて受け入れてくれて、ちゃんとわかってくれる人が何人かはいるということを暗に描かれているドラマのように思います。自分自身もこのドラマのようにわかってくれる人たちに出会えたことが人と係るのが苦手じゃなくなって行ったのかなあと想像します。長~い人生の中で、いろいろな時期があってこそのその人だけの人生の1ページであり、そんな時期もあってこそのその人らしさになって行くのでしょうし、歳を重ねれば、こういう時期があってこその人生が愛おしく懐かしく思えるのかもしれないなあと自分自身と重ね合わせながらそう思いました。

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