レンタル店で借りてきて観た映画2本目は『幸福路のチー』でした。世界の映画祭で注目を浴びた台湾のアニメ映画でした。台湾に実在する幸福路で生まれ育ったチーの半生を台湾の歴史を背景に、自らの幸せが何か、思い描いていた未来や夢と今の自分に悩みながらも何かを見つけようとしている主人公チーが描かれていました。アメリカに住んでいたチーは、祖母が亡くなったという知らせを受け、故郷の幸福路に戻ってきます。故郷に戻って、幼い頃の自分や両親や仲間たちとの日常を思い出しながら、自分の今置かれている状況を見つめて行くチーのいろいろな思いが交差しながらストーリーは進んで行きました。主人公チーの思いや人生は、多くの人それぞれが持っているような何かしらの思いや人生のうちの何かに当てはまるような一片が描かれていて、自分の人生においてもこの映画で描かれていたようなことがあったなあとかを思い出しながら観ました。全く知らなかった台湾の歴史や台湾の方々の暮らしなど、台湾のいろいろが描かれていましたが、言葉や住んでいる土地柄や歴史は違うのでしょうが、生きる上での普遍的な真実がいっぱい描かれていた映画だったと思います。主人公のチーがいつも慕っていた祖母が亡くなってもチーの側にやってきて励ましてくれていたシーンがありました。亡くなっても誰かがいつも励ましてくれていたり見守っていてくれるのですね。孫を励ましてくれる祖母がいたチーが羨ましかったです。小学生のチーが友達たちと廊下に立たされたときに学校内を探検していたシーンもありました。昔、中学生のころ、脚をくじいて遠足に行けなかったときに、学校に登校し、同じく遠足に行かずに登校していた同級生数人と学校内を探検し、居残りの先生に学校内を探検する元気があれば遠足に行けるやろと全員が怒られたことをこのシーンを観て懐かしく思い出しました。
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