平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

地ならし

2014-05-19 11:44:06 | インポート

2014年519日朝、
 

 宮古空港への米軍ヘリ3機飛来に対して、私たち宮古平和運動連絡協議会のメンバーは  空港フェンス前で、午前8時~飛び立つ9時過ぎまで、「自衛隊も米軍もいらない!」という  横断幕や「NO WAR」や「PEACE」のレインボー旗を掲げて、抗議行動を展開しました。

 米兵の一人は、まるで防毒マスクのようなフルフェイスのヘルメットを付けていました。
空港管理事務所によると、宮古空港へはフライトプランも提出していないとのことです。
 

 日本全国の民間空港を我が物顔で、無断使用する米軍。

 おりしも、読売新聞ニュースでは、「陸自新部隊の奄美・宮古・石垣に配備が判明」という報道があり、いかにも自衛隊と米軍の一体化を表明しているできごとです。琉球弧を軍事要塞化 し、戦争準備をしようとする日米両軍、一方で25日には陸自音楽隊の演奏会も予定されており、 市民への宣撫策、懐柔策を行なっています。戦争への道筋を付ける一切の行為に反対しましょう。 

                    宮古平和運動連絡協議会 清水早子

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5月11日~5月17日

2014-05-13 15:19:53 | 地元紙の見出しから

5月17日(土)宮古毎日新聞
平和行進、名護市辺野古を出発 普天間移設反対訴え
太陽光発電 接続保留190件に 沖縄電力、22日に説明会
エコ取り組みを視察 (下地敏彦宮古島)市長「先進地を強調」 (モハウ・ペコ)駐日南ア共和国全権特命大使

時事世論調査 内閣支持微増51% 自民25・1%維新、みんな最低
集団的自衛権、反対50% 時事世論調査 賛成は37%
教委改革法案を可決衆院 文科委
集団的自衛権、周辺国に説明 (太田昭宏)国交省は署名対応明言せず 政府
【ワシントン時事】中国(人民解放軍・房峰輝総)参謀長 「自国領内の活動」
 南シナ海で石油掘削継続 (バイデン)米副大統領、挑発停止を要求
【ワシントン時事】米、対中批判鮮明に 南シナ海紛争にいらだち

5月16日(金)宮古毎日新聞
憲法解釈、検討加速へ (安倍晋三)首相 集団的自衛権行使にかじ 安保法制懇
米艦防護、船舶臨検・・・ 自衛隊任務拡大 集団自衛権ケーススタディー
本土並み「いつになったら」 沖縄復帰から42年 縮まらぬ基地負担の格差
反中暴動で21人死亡 ベトナム
中国人、カンボジアへ脱出 抗議行動うけベトナムから

5月14日(木)宮古毎日新聞
きょう日本復帰42年 基地問題など課題山積
【マニラ時事】中国、南紗諸島に滑走路建設か 土砂や資材搬入と比
細川(護煕)氏が活動休止へ 体調不良で静養 脱原発会議
首長に教育行政の権限を 文科委

5月13日(水)宮古毎日新聞
集団的自衛権 安保法制懇、15日に報告書 首相会見で「方向性」示す
○【ドネツク(ウクライナ東部】時事】ドネツク 「素晴らしい日」「ロシア入りを」
 住民投票「勝利」親ロ派住民
【モスクワ時事】編入要請、ロシアは応じず ウクライナ国民対話が焦点
北朝鮮は「最悪の拷問国」 人権団体が糾弾

5月13日(火)宮古毎日新聞
○【北京時事】抗日部隊記念碑が完成 歴史問題、韓国と共闘
○【ドネツク(ウクライナ東部】時事】ドネツク 89%が独立賛成
 ウクライナ東部住民投票 人民共和国指導部選出へ
「賛成多数」に拍手 親ロ派の投票結果発表
住民投票「正当性欠く」 菅義偉官房長官

5月12日(月)宮古毎日新聞(休刊)

5月11日(日)宮古毎日新聞
政府方針 11月県知事選前に着工 辺野古の普天間代替施設
「基地のない平和な島を」 5・15行進に200人参加 決議文採択
市ケ谷基地にPAC3配備へ 都心部のミサイル防衛強化
○【ハノイ時事】南シナ海 中国船また衝突 ベトナム側3人負傷
資源めぐり争奪戦 緊張高まる南シナ海
【ワシントン時事】中国の挑発に「強い懸念」 米超党派議員
中国高官、来週訪米南シナ海問題など協議か
【ドネツク時事】きょう住民投票強行 ウクライナ東部の親ロ派


とんだところで長門市が

2014-05-06 18:48:21 | インポート

Nagatosi006 2014,5,4宮古毎日新聞

 山口県大津郡三隅町。プロフィールで筆者の出世地を知ると、美術に関心のある人ならみな愕く。あの香月泰男と同郷ですかと。

 そう、いまは合併で長門市になっているが、香月が「私の地球」と呼んだ久原集落から山を越えた海辺の村で私は生まれた。子供のころの家の隣が香月の親戚だったので、私の描いた絵を香月に見てもらおうかと言われたが、まだ海のものとも山のものとも分からない時代で両親は固辞した。それでも伯母が魚の行商で香月家に出入りし、香月が上京するたびに手土産として持参した塩漬けのウニは、私の父が採ったものだ。

 香月泰男は自らのシベリア抑留体験をもとに57点のシベリアシリーズを描いた画家で、その多くが山口県立美術館に収蔵・展示されている。また自宅近くにも香月泰男美術館が建てられ、シベリアシリーズが生み出されたアトリエが再現されえいる。合併後は三隅町から長門市に引き継がれた。

 また長門市はもうひとりの巨星、童謡詩人・金子みすゞが生まれ育ったところで、記念館もある。そして、被爆者として反戦から文明批判までいった、わが師、造形作家・殿敷侃が活動の拠点を置いたところでもある。

 その長門市の記事が沖縄、宮古島の地元紙に小さく載った。内容は市の新人職員を自衛隊で研修させるというもの。これを見て心の底から怒りを覚える。

 さすが日本を戦争のできる国にしようと躍起の首相・安倍晋三のお膝元である。政権への迎合である。香月泰男や金子みすゞを観光資源とする市の職員が、自衛隊の研修から帰って、どの面下げて香月の絵や、みすゞの詩の前に立てるのか。市民へのサービス向上をいうのであれば、東京ディズニーランドにいったほうがよほどいい。

 しかし、遠い沖縄・宮古島でよくこんな記事を載せてくれたという思いとともに、「なぜ」という気もしないわけでもない。(普)


5月4日~5月10日

2014-05-05 14:04:14 | 地元紙の見出しから

5月10日(土)宮古毎日新聞
集団的自衛権 閉会中審査を検討 政府・与党 国会延長なしで調整
国民投票改正案が衆院通過 4年後「18歳」、今国会成立へ

5月9日(金)宮古毎日新聞
脱原発目指し視察 福島県議団4人が来島 下地(敏彦宮古島)市長と懇談

5月8日(木)宮古毎日新聞
中国船舶がベトナム船に衝突 領有権争いの南シナ海
【モスクワ時事】日本人捕虜の墓石発見 日露戦争時、ロシア北西部

【ジュネーブ時事】PM2・5 南アジアや中東で深刻 人口の9割、基準超の汚染
国内鉄鋼業界 省エネ技術をアジアへ 温暖化対策で貢
細川(護煕)・小泉(純一郎)元首相が脱原発法人 再稼働阻止狙う 自然エネルギー推進会議

5月7日(水)宮古毎日新聞
「価値共有する経済圏」提唱 (安倍晋三)首相 OECDで中国けん制
岩国でオスプレイ初展示 山口 「親善デー」に一般公開
【北京時事】日中議連 「日本側に原因」と批判 中国共産党序列3位の張徳江氏
【北京時事】中国公安 人権弁護士・浦志強氏を拘束 「天安門研究会」開催 事件記念日前、抑圧強める

5月6日(火)宮古毎日新聞(休刊)

5月5日(月)宮古毎日新聞(休刊)

5月4日(日)宮古毎日新聞
みやこ九条の会  戦争する国にさせない 集団的自衛権行使に反対アピール
憲法記念日 護憲、改憲両派が集会 集団的自衛権めぐり訴え
新人職員に自衛隊研修  山口県長門市


戦争をする国にしてはならない

2014-05-05 13:36:35 | インポート

 日本を戦争する国にさせないために 

憲法記念日にあたってのアピール
 

 日本国憲法が施行されてから本日で67年目を迎えました。日本国憲法は侵略戦争の教訓を活かした誇るべき九条を含む平和主義と基本的人権、民主主義の原則に則った世界で最も進んだ憲法です。ところが、この憲法がいま大きな試練のときを迎えています。


 改憲勢力が国会で多数を占めていることを背景に安倍政権は憲法改定の道を暴走しています。特に重大なことは、安倍政権が、「明文改憲」の前に「解釈改憲」によって集団的自衛権行使を可能にし、まさに「戦争をする国」づくりにまい進しようとしていることです。
 

日本は、戦争をしないと固く誓って戦後再出発をしました。それが憲法9条です。集団的自衛権の行使は、戦後外国人を1人も戦争で殺さず、殺されなかった日本を180度変える重大なことです。安倍政権は、憲法96条の改定に対して国民の反対が強いことから、これを無視して「閣議決定」で憲法の中身を変えてしまう「解釈改憲」をねらっているのです。
 

 つまり、「解釈改憲」とは、国民主権の立場で国家権力を制限し、国民の人権を守るという憲法の本質的役割である立憲主義の原理を真正面から踏みにじるもので、まさにクーデターです。
 

さらに、安倍政権は、2013年の臨時国会で、外交・安保政策の「司令塔」となる国家安全保障会議(日本版NSC)法と、秘密保護法を強行的に成立させ、その後「国家安全保障戦略」を閣議決定し、それに基づく新「防衛大綱」、新「中期防衛力整備計画」を策定しました。これは従来の「専守防衛」の建前さえも投げ捨てて、自衛隊の侵略的機能の強化を図ろうとするものです。

 また、安倍政権は、過去の日本の侵略戦争と植民地支配を肯定・美化する歴史逆行の本性をむき出にし、大きな国際問題にもなっています。安倍首相の「靖国神社参拝」と、「村山談話」と「河野談話」の見直しに言及していることは、中国や韓国からの厳しい批判とともに、米国からも異例の批判が出されています。
 

そのうえ、政府は、従来から踏襲されてきた「武器輸出三原則」を撤廃して武器輸出を認める「死の商人」の国家へ変貌しようとしています。 安部政権のこのような異常な軍事一辺倒の姿勢は、周辺諸国から警戒を持って受けとめられるだけでなく、世界各国からも懸念の声を呼び起こしています。
 

  沖縄では、普天間基地の辺野古移設を日米両政府が、地元名護市民と沖縄県民の反対の意思を無視して新たな基地を建設しようとしていることと同時に、政府が策定した「防衛計画の大綱」で、尖閣諸島をめぐる中国との対立を背景に、南西諸島の防衛強化を打ち出し、石垣、宮古などに自衛隊の警備部隊を設置する計画をしていることは重大な問題です。
 

 軍事的手段にもっぱら依存した安全保障という考え方から脱却し、対話と信頼、紛争の平和的解決など平和的アプローチで安全保障を追及するという新しい考え方で、平和憲法の精神に則り関係諸国と対話と協力の促進に力をつくすべきだと考えます。
 

 私たちは、今こそこの憲法を守り生かしてこそ、国民が願う国づくりと世界から信頼される日本針路が実現できると確信しています。その証拠に、日本国憲法九条がノーベル平和賞の候補になったということからも明確です。改憲派は国民との間に大きな矛盾を引き起こしており、の力を大きく結集すれば、憲法改悪は阻止できます。市民のみなさん、憲法の理念に合致するような社会にしていくために、そして軍事ではない平和な宮古を築くために一緒に手を取り合って運動を発展させようではありませんか。
 

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みやこ九条の会