平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

3月16日~3月22日

2014-03-17 13:34:42 | 地元紙の見出しから

3月22日(土)宮古毎日新聞
前浜ビーチが1位 国内ベストビーチ旅行口コミサイト 新城7位、砂山8位

【ソウル時事】日米韓首脳会談を発表 安倍(晋三)・朴(槿恵)氏が初の公式対面へ
【ソウル時事】オバマ(米)大統領の要望拒めず 日本利するだけとの不満を
【ロシア時事】クリミア編入手続き完了 国際社会の警告無視
【ロシア時事】ロシア・ウクライナ緊張続く ヤヌコビッチ政権崩壊1か月
「はだしのゲン」回収、校長反発で返却 大阪府泉佐野市教委

3月21日(金)宮古毎日新聞
与那覇湾 利活用計画案を承認 策定委員会 新年度から環境整備着手 干潟保全 持続利活用など目指す
宮古島沖に潜水艦 外国籍、接続水域航行 防衛省

3月20日(木)宮古毎日新聞
竹富町の動向見守る 教科書問題で協議継続 (沖縄)県教委
抗議「受け入れる立場にない」 琉球新報記事で、防衛省に回答 新聞協会
【ソウル時事】韓国通信社 日米韓会談「可能性大」安倍首相の姿勢評価
【ワシントン、ブリュッセル時事】欧米 制裁強化も展望開けず クリミア原状回復に疑問符
【セバストポリ(ウクライナ)時事】クリミア 鮮魚や牛乳の一部消える ロシア編入,じわり影響

3月19日(水)宮古毎日新聞
膨大な公共事業費を懸念 (宮古島)市議会一般質問 財政計画が楽観的と追及
 (下地敏彦)市長「新都市計画の範囲」

【モスクワ時事】(プーチン)ロシア大統領 クリミア編入条約の調印 併合決定、議会に批准求める
【シンフェロポリ(ウクライナ)時事】クリミア併合、周到な計画
ニュースを探るQ?A【時事】ロシアはなぜクリミアにこだわるの? 欧米反発も併合進める
安倍(晋三)首相 集団自衛権「期限切らず」 日米韓会談に意欲
【ソウル時事】「河野談話継承」以上の措置必要 根国外務省 日本との首脳会談

3月18日(火)宮古毎日新聞
下地(敏彦宮古島)市長 総合防災訓練施設を提案 下地島空港周辺残地活用で
電磁波の有害性主張 賀数(清孝)龍大教授が講演 宮古分屯基地レーダーを問題視
「糾弾」発言を撤回 NHK籾井(勝人)会長

【シンフェロポリ(ウクライナ)時事】クリミア ロシア編入を証人 住民投票、賛成95%

3月17日(月)宮古毎日新聞(休刊)

3月16日(日)宮古毎日新聞
【モスクワ時事】クリミア きょう住民投票 ロシア、併合視野に
住民投票「パンドラの箱」 親ロシア派、数の論理
【ソウル時事】日韓、わずかに歩み寄る 首脳会談へ世論見極め 朴大統領
○【ソウル時事】「ボールは韓国に」 安倍首相発言受け 中央日報


この前の投稿、そりゃ載らないわけだ

2014-03-11 12:10:56 | インポート
 2月10日にこのブログに書いた「考えるな、撃て!」という文章を、記録に残せと<wbr></wbr>いう声があって、まず載ることはあるまいと思いながら、加筆して地元紙に<wbr></wbr>投降した。一時は校正や字数の調整のやり取りがありながら、好意<wbr></wbr>的に言えばタイミングを逸して載らないのだろうと思ったが、きょうの新聞をみて、なるほどと思った。

 も
ちろん吹奏楽を楽しむことが悪いのでない。少しでもいい演奏をしたいと思うのは当然なことだ。そのために児童生徒学生を指導している者や保護者が、レベルの高い演奏を聴かせてあげたいと思うのも分からなくはない。問題はやはりこうした催しを前に、そうした思いを利用するこの前(だけでなく)の自衛隊音楽隊の演奏会なのだ。

 合奏音楽はみなが心を一つにしなければいい演奏にはならない。そしていい演奏はみなの心を一つにする。だが、繰り返しになるが、、それは利用しようによっては怖いことでもある。ファシズムのファッショとは「束ねる」という意味。軍隊の音楽隊はその一端を担う。

  ついでにいえば、自衛隊の音楽隊が来れば、出前演奏会とやらで以前は小規模校に行き、自衛隊入隊の勧誘めいたグッズを配ったり、さすがに昨今は高齢者や障害者施設が狙われる。久松五勇士顕彰会と組んで、海上自衛隊が青森からどこかの小学校に雪を送るというパフォーマンスまでする。どこまで子供たちを利用し、弱者とされた人たちを愚弄するのか。(普)

Suisougaku_2


3月9日~3月15日

2014-03-10 22:21:40 | 地元紙の見出しから

3月15日(土)宮古毎日新聞
「健康に影響ない」 (自衛隊レーダー)電磁波で上里(樹)氏への答弁 (宮古島市議会、長濱政治副市長の答弁)
下村(博文)文科相 竹富町に是正要求 直接は初 教科書問題で
是正要求は「政治介入」 (慶田盛奏三)竹富町教育長が不快感
安倍(晋三)首相 河野談話見直し自ら否定 韓国に配慮、事前通告も
「アンネの日記事件」 器物破損容疑で36歳男逮捕 供述通り本の一部発見
○警視庁 異例の捜査態勢,特殊班投入 わずかな紙片、逮捕の決め手に

3月14日(金)宮古毎日新聞
(宮古島)市議会一般質問  「積極誘致はしない」 自衛隊配備で下地(敏彦)市長
自衛隊を誘致して人口減に歯止めを 仲間(頼信)氏
竹富町に直接是正要求へ きょう教科書問題で文科省
○j【ワシントン時事】普天間移設、代替案検討を 前原(誠二・民主)氏 「辺野古頓挫」に備え
【ワシントン時事】環境評価調査、年内終了・グアム移転 在沖米海兵隊は1万1500人
NHKに苦情2万件 籾井(勝人)会長 理事任期「1年」に

3月13日(木)宮古毎日新聞
小松(一郎内閣法制局長官)氏言動、広がる波紋 野党は辞任要求
【ソウル時事】慰安婦問題で「誠意」要求 日韓次官(斎木昭隆外務事務次官・超太庸第1次官)会談,溝埋まらず
【ソウル時事】韓国当局者 日米韓首脳会談に否定的 歴史問題で対応必要
【ソウル時事】慰安婦問題、韓国側も努力を シンクタンク
陸自駐屯地明け渡し求めて提訴 那覇地裁
○「今までありがとう」 来間中学校 最後の卒業式で涙と笑顔 〇〇君500人目の巣立ち


3月12日(水)宮古毎日新聞
東日本大震災から3年の記事多数

(日米政府)中国防空圏に異議/国際(民間航空)機関に書簡

*吹奏楽擁護キャンペーンか? 的外れ(^-^)

3月11日(火)宮古毎日新聞
東日本大震災きょう3年 現在も2万人避難 進まぬ集団移転、除染
○東日本大震災きょう3年 「風化させない」 避難者と市民、絆育む

中国軍機、沖縄―宮古通過 爆撃機など3機 空自緊急発進
河野談話見直さず (菅義偉)官房長官 検証作業は実施

3月10日(月)宮古毎日新聞(休刊)

3月9日(日)宮古毎日新聞
○【北京時事】(王穀)中国外相、歴史・領土「妥協の余地なし」 安倍(晋三)首相をけん制
防衛省、新聞協会に抗議 琉球新報の陸自配備報道で
豊かな感性、音楽で表現 全宮古吹奏楽祭
全体合奏で心一つに」 吹奏楽の威力発信 出演200人が練習成果披露


宮古毎日新聞への投稿

2014-03-07 15:38:53 | インポート

 危険な野原岳レーダー 

糸満市  賀数清孝 

昨年1225日付の本紙によると、野原岳にある自衛隊レーダーを撤去し、新たなレーダー二基を設置するとのことである。新レーダーは遠距離用と近距離用から成り、2017年度の完成予定だという。現在すでに旧レーダーの撤去作業が始まっている。
 

設置から30年近くたった野原岳の旧レーダーの電磁波環境を調査するために、昨年123日に宮古島を訪れた。電磁波強度の測定は2日間かけて16カ所で実施したが、予想をはるかに超える強さであった。野原岳の西側はそれほど強くはなかったが、それでも一般の地域に比べるとかなり強かった。一方、野原岳の東側はとてつもない強さであった。恐らく全国一の電磁波汚染地域であろう。高い汚染の第1の原因はレーダーと民家が近すぎることである。

電磁波は、電磁波過敏の方々を除いて、ほとんどすべての人にとって、痛くもかゆくもないので、日常生活においては空気のような存在である。そのために、強力な電磁波を浴びていても誰もそれに気が付かない。それをいいことに、米軍や防衛省は設置してはならない場所にレーダーを設置したのである。そのために、周辺住民は30年近く自衛隊レーダーによる電磁波汚染にさらされてきた。住民無視、軍事優先の典型である。
 

野原岳の西側の強度は、欧州評議会議員会議(EUを含む47カ国318名で構成)の基準値の2060倍であったが、東側は基準値の370倍から2000倍を超える強さであった。その強さは1630m離れても590倍に達していた。野原越の交差点の測定値は2000倍(測定器の限度)を超えており、民家の多いその周辺地域は特に深刻である。
 

電磁波はなぜあぶないのだろうか。その最も大きな理由は、現在までに「がん、脳腫瘍、不妊症、アルツーハイマー病、うつ病、自閉症など」の病気の原因であるという膨大な研究がなされていることである。レーダーや携帯電話などの電磁波(高周波)の悪影響の研究は非常に多い。例えば、脳を電磁波にさらすと、脳を保護する関所(血液脳関門)が開き、脳の中に有毒物質が流れ込むことが知られており、また、電磁波に対して精子が非常に弱く、携帯電話を使うほど精子が減っていくことが実証されている。さらに、20歳未満から携帯電話を使用している人は、非使用者に比べて、脳のがんに3.1倍かかりやすいという研究もある。これらの研究を基にして、WHOの「国際がん研究機関」は電磁波には発がんの可能性があるとすでに結論づけている(20115月)。
 

現在、与那国でも、防衛省が陸上自衛隊の駐屯地を造り、レーダーを設置しようと計画している。その設置場所は民家のすぐ近くであり、周辺住民にとって大変危険である。ここでも住民無視の考えが一貫している。

 

琉球大学理学部教授