つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

辛夷の花

2021-03-19 11:04:26 | 散歩


ひよどりの丘に咲いている辛夷の花を見に行ってきました。
青い空に純白の花が映えて清楚な美しさを醸し出していました (3月18日)

















穏やかな晴天に恵まれて
遠くからでも目だつ位、真っ白に咲いています~
















春爛漫に心の和む ひと時でした

木瓜の花

2021-03-18 09:51:04 | 日記

小宮公園のウォーキングルートに今年も木瓜の花が咲いています。










木漏れ日の中で 蕾が 綻び 嬉しそうに 微 笑 んでいるように見えました。













木瓜は品種改良も盛んにおこなわれて、今やたくさんの種類があるそうですが
特にこの木瓜は 色もさることながら ふっくらとした花の形が、愛らしくて
まるで梅の花が ほころんだ 様な感じがします~
やはり色こそ違いますが どちらも同じバラ科の 仲間であることに納得です。







正岡子規の句に「初旅や木瓜もうれしき ものの数」と言う句がありますが
木瓜は昔から身近な植物として親しまれてきたようです。










それにしても なんて可愛いお顔なんでしょう~





水仙の花

2021-03-17 10:50:42 | 庭の花


水仙は日本中で見られ、種類も沢山ありますが遅咲き系は3月頃から咲き始めます~ 
我が家では今、殺風景な庭を爽やかに飾ってくれています。







北国では雪の中から芽を出し春一番に咲き始めるので
別名を「雪中花」と呼ぶようです。
冬の寒い最中に背筋を真っ直ぐに伸ばして咲く姿は凛々しいものがあります~








水仙は春を告げる花として古くから親しまれ多くの俳人が詠んでいるようです。







球根植物の水仙は育てやすく、早咲きの水仙が
12月頃に咲きだすと お正月が 近くなったのを感じて嬉しくなったものです。









雪柳の花

2021-03-14 10:49:58 | 日記


今の時期、家の生垣などで雪柳をよく見かけますが
小さな花が集まって咲く姿は一際 目を引 く ものがあります。










実家では私の育っていた頃は大きな株がありましたが、もう枯れてしまった様です。
花にも寿命の様なものがあって何年も経つと、枯れてしまう様ですが
この花が咲くと兄が 「白水の流れた跡や小米花」 と 詠んだ一茶の句がある事を
毎年、繰り言のように教えてくれたのを思い出します。
川面を流れる米のとぎ汁を白水と言い、小米花とは雪柳の事で
真っ白に染めて流れる白水を雪柳とみて詠んだ句だそうです。


















小さな花を枝先にたくさん付けて垂れ下がって咲くことから
雪柳と言う名前が付いたようです。

























小さな花をアップで見るとまるで野薔薇そっくりです~
それもそのはず 雪柳は バラ科のシモツケ属になります。




花が1センチほどで可愛い事から 花言葉に 「愛らしさ」「静かな思い」 等があります~

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春蘭

2021-03-11 11:14:18 | 庭の花


落ち葉の中で じっと春の来るのを待っていたのでしょう
カンザキアヤメの根元で今年も春蘭が咲いています。







派手さのない若草色が 素 朴である事から 愛好家が多いようです。   




特に手入れはしていませんが
もう10年以上も前から 今頃になると必ず咲く丈夫な蘭です。










日本では北海道から九州までの 人里近くの雑木林の中などで自生しているので
東洋蘭とも呼び 古典園芸植物として古くから親しまれている様です。




花の色が地味で素朴な印象を与える事から花言葉に「飾らない心」「控えめな美」
などがあります




この春蘭と交雑育種してシンビジウムが出来たそうです~