庭には黄色と紫色のクロッカスがありますが、何故か毎年 紫色より黄色が先に咲きます。
黄色いクロッカスは朝日を待っていたかのように 一斉に開花するので
モノトーンの庭が急に明るくなった様に感じます~
ギリシャ神話を思い出します。
クロッカスと言う少年は 羊使いのリースと言う娘と恋に落ちますが
花の神々に反対された為に 二人は絶望して命を絶ってしまうのです~
花の女神は 少年をクロッカスの花に 娘をバラの花に変えました。
バラの棘は強いので クロッカスは 近寄ることも出来ません…
とうとう二人は一緒になる事が出来なかった と言う
何とも切ない ギリシャ神話です~
クロッカスと言う名前はギリシャ語の「糸」が語源になります。
この語源は この花の長く糸の様に伸びる雌蕊がある事から付けられました。