朝から照りつける太陽。連日の いや~な蒸し暑さには閉口してしまいます。
庭の花の写真も早朝に撮ることにしています。
満天星の木陰で、擬宝珠が咲いて数日が経ちました。
この花の蕾の形が、橋や神社寺院の階段などの柱の上に
付けられている飾りの形に似ている事から擬宝珠と呼ばれています。
何時も湿っている様な半日陰が好きな性質で、
育て易くて、直ぐ株が大きくなります。
この若芽は食べられるそうですョ~ 酢味噌にして食べると美味しいそうです。
その為か地方によって「ギボウシ」「ギボシ」「ギボウシュ」などの名前があるようです、
又、葱の花に似ている事から葱台(ソウダイ)と言う別名もあります。
花は朝咲いて夕方には萎んでしまう一日花と言う儚い花ですが
次々と咲くので花が絶えること無く、芳香を放って咲いています。
薄紫色の花の色も華やかではありませんが美しい花姿です。
そんな野草風の涼しそうな雰囲気から花言葉は「落ち着き」「静かな人」
などがある様です。ユリ科のギボウシ属です。
花弁の中に少し濃い薄紫のラインが涼しそうな花です。