徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

映画「SAYURI」を観る

2005-12-29 22:07:00 | 映画
「造られた日本の世界」・・・という印象がとても強かった映画「SAYURI」。
カテゴリーを選ぶなら「ファンタジー」がピッタリであろう。

「はなまち」は中国を思わせるような町並みで、役者達の着こなしも、どこかアジア風。
チャン・ツィイーの着物の裾がひらひらする度に、「大丈夫!?」と心配してしまった。
そして、着物姿の和風美人達がしゃべるのは、みな英語。
こんな「ありえない」空間の物語は、まさにファンタジック(少々狂っていた?)だった。

そして、視覚的に楽しませてくれる映画だった。
特に、コン・リーは色気と迫力があって、見応え十分。
工藤夕貴も、二面性のある役(特に後半)が似合っていて、面白かったなぁ。
ツィイーの着物姿も、どれも皆綺麗だった。
でも、意外に似合っていたのが、田舎でのもんぺ姿。
「初恋のきた道」での初々しさを取り戻した感じだった。

それにしても、日本人の男(役)は皆「スケベおやじ」に見えてしまうんだなぁ。
奥手な役所広司&渡辺謙が一番いい男に見えたよ・・・


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