ハビエル・オチョアが金メダル獲得

先日、元ケルメのハビエル・オチョアがアテネパラリンピックの3km個人追い抜きで世界新記録を樹立したというニュースについて触れた。結局その記録は決勝で塗り替えられてしまったけど、ハビエルは24日に行なわれた男子ロード（脳性まひ1）に出場し、残り10kmでアタック、2位以下に35秒の差をつけてゴールした。ただし、これで即メダル獲得となるわけではない。前半のロードレース（36km）と後半の個人タイムトライアル（10km）の結果を総合してメダルの色が決まる。2位に入ったのは3km個人追い抜きでハビエルの記録を塗り替えたダーレン・ケニー（イギリス）。ハビエル本人、TTとの組み合わせは不利とコメント。35秒のリードを守りきれるかが注目された。
そして今日（27日）行なわれた個人タイムトライアルでは、案の定ダーレン・ケニーが勝利。しかし総合ではロードで稼いだリードを守りきり、わずか5秒の差で金メダルを獲得した。

私はオール・オア・ナッシングの性格なので、もしも同じような立場に置かれたら、もう何もできないと諦めてしまいそう。大切なのは諦めない気持ちと自分のできる範囲で最大限の努力をすることだとつくづく思った。金メダルを獲得したハビエル・オチョアと、そしていい戦いを見せてくれたダーレン・ケニーにもおめでとう、お疲れ様といいたいです。