Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

ひめちゃん騒動

2015-07-25 22:06:05 | 
三連休だった先週末、ひめちゃん連れて実家に帰る予定だった。
土曜日は荷物が届く予定だったし、図書館にも行かなきゃいけなくて、行くとしても夕方だったんだけど。

早朝ひめちゃんに朝ご飯を上げてから再び布団に戻って惰眠を貪るのが週末のいつもの習慣。うとうとしてたらひめちゃんがけぽっけぽって音を立て始めて、けろけろけーと嘔吐した。あらあらーとか言いながら片付けたソレはドライフード中心の塊だった。
猫が吐くのはそんなに珍しいことじゃないから、その時はそんなに心配しなかった。

昼前に再びひめちゃんが吐いた。吐いた吐いた吐いた。

うちは2部屋ある洋間にもともとカーペットが敷いてあって、和室はひめちゃんが爪で畳を荒らすので、遮音性のあるカーペットを敷いた。廊下は長いラグを、リビングはタイルカーペットを敷いてある。
フローリングむき出しのところはあんまりないので、すなわち、吐いたらカーペットorラグの上ってこと。
雑巾持って追いかけてゴシゴシやる回数が5回、8回、10回と増えるとともにもしかしたら普通に猫が吐くのと違うのかもと心配になって来た。
15回ぐらい吐いた時に、こらあかんと行きつけの病院のカードを引っぱり出して、診療時間を見てみたら、午前中の診療時間は12時まで。時計を見たら11時50分。
電話をかけて聞いてみたら「12時までに連れてきてもらえれば」と。
慌てて身支度を整え、リュックにひめちゃんを詰め込んで、病院に辿り着いたのが11時55分。

症状を伝えたところ、まずは血液検査、エコー、レントゲンを撮ってもらうことに。
その間、自分は待合室で待ってたんだけども、あまりに急いで出てきたもんで、普段なら持って出る上着を忘れ、半袖一枚で待つことに。いい加減冷えきった頃に診察室に呼ばれた。
獣医さんによれば、エコーやレントゲンの結果、はっきりくっきりと見えるわけではないけれど、影らしきものがある。食道あたりもちょっと広がっているように見え、誤飲等の可能性があると。
何度も吐くしとネットで調べ物をしていた時に「さんざん嘔吐するので病院に行ったが、いろいろ調べてもらっても明らかな誤飲という確証は得られない。それでも嘔吐は治まらず、開腹手術に踏み切ったら、ずいぶん前に飲み込んだおもちゃのかけらが出てきた」みたいな例を目にしていたので、可能ならそのまま自宅で様子見というのは避けたかった。
バリウムを飲ませてレントゲン検査をしましょうかと言ってくれたので、とりあえず入院させることに同意して、自分は帰宅。

夜まで待っても電話がなかったのでこちらから電話をかけてみたら「いま最後の検査をしてみるところでした」って。
いずれにしても明らかに詰まっているものが見て取れるわけではなく、食欲はないものの、嘔吐や吐き気は見受けられないとのこと。
脱水症状も起こしてるので点滴しながら、もう一度バリウム検査をしてみて、とりあえず今晩は入院ということで、落ち着かない一晩を過ごした。
電話口で犬がキャンキャン鳴いてて、聞き取りづらいぐらいだったから、ひめちゃんも落ち着かない一夜だっただろうな。

翌日昼頃の電話では、ひめちゃんはバリウムのせいか、お腹を壊してるとのこと。ご飯を食べはしないものの、吐いたり吐き気があったりする様子はないそう。
「昨日はエコーで影のようなものがあると言いましたが、もう一度調べたらはっきりとは確認できませんでした。方法としては麻酔を使わないCTで確認してみるか、あるいは連れて帰ってもらって様子を見るか…」と言われ、この際だからとCTを撮ってもらうことにした。原因がわからないままに帰ってきて、翌日は祝日で一緒にいられるからいいにしても、火曜日から一人で留守番してもらわなければならないことを考えると、とても心配だったから。

夕方電話がかかってきて、CTでくまなく調べたけれど、異物は発見できず、もうちょっと様子を見るので、明日迎えに来てほしいと。
この晩も、(おそらくお互いに)落ち着かない一夜を過ごした。

翌朝迎えに行ってみたら、もうリュックの中に収めてくれてあった。
レントゲンやエコーの映像を見せてもらったけども、私はというと「こんなちっさい胴体の中に、こんなのやあんなのや内臓がいっぱい詰まってちゃんと機能してるんだなー」と感心してたw
ともあれ、病院にいる間中、あんまりご飯は食べなかったけど、吐いたりすることもなかったし、点滴で脱水症状も緩和されたので、自宅で様子を見てくださいということだった。
そりゃもうびっくりするぐらいの金額を支払い、自宅に連れ帰ったわけだけど、帰宅するなりウェットフードを食べつくし、ドライフードもポリポリやって、エアコンなしの洋間のたっかいところに登ったかと思ったら、夕方まで爆睡。



いろいろいじくり回されて疲れたのかな。



もしかしたらいきなり暑い日が続いたので、熱中症気味だったのかなー。
以降、ウェットフードは瞬殺、ドライフードは時折完食ペースで普通に元気に生活してる。
自分が暑いのある程度大丈夫だし、エアコン使うことに罪悪感を覚えるので(熱中症で運ばれるじじばばか?)普段はあんまりエアコンを入れないんだけども、涼しくしとくに越したことはないかなと思い、深夜以外はエアコンを入れて過ごしてる。
寝室には保冷剤をセットできる犬小屋めいたものを置き、中に入れば涼しい状態にしてあるんだけども、ひめちゃんはというと、どっちともまったく関係のない洋間のたっかいところでほぼ一日中寝ている模様。



とりあえず元気でよかった。
それから、確信が持てないままに開腹手術をしなくて済んでよかった。
さらにはペット保険に入っててよかった、な今日この頃なのではありました。

2015年6月 読書記録

2015-07-20 17:38:33 | 
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1913ページ
ナイス数:52ナイス

若さま料理事件帖 庖丁の因縁 (静山社文庫)若さま料理事件帖 庖丁の因縁 (静山社文庫)感想
シリーズ第2弾。前作の内容が結構関わってきてて、読んだの数週間前なのにすっかり忘れてて途方にくれた。平八郎の出自もわかり、これからだと思うんだけど、2011年に第1弾、第2弾が出版されたきり止まってるみたい。続きが読みたいんだけどー。
読了日:6月30日 著者:池端洋介
小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)感想
そういえばこんな映画あったよね、ぐらいな印象しかないまま読み始めた。昭和初期ってこんな雰囲気だったのかな。中流家庭でも女中を置いたりするような。戦争っていろいろなものを壊してしまうんだなと。まぁタキと時子奥様との蜜月を壊したのは戦争ではないけれど。映画も見てみたい。あ、でも板倉青年が吉岡秀隆なのはどうかと…。
読了日:6月26日 著者:中島京子
われら冷たき闇に (中公文庫)われら冷たき闇に (中公文庫)感想
裕福な家庭に生まれ、権力をほしいままにする父とお手伝いのトミ子に守られて来た喜代子。お金があれば、好きなものが何でも買えれば幸せというものではないのだなと。トミ子の執着と束縛が怖い。それにしても、立派な家に住んでるんだろうに、ドアを閉めて会話してても何でも立ち聞きできるトミ子に脱帽(笑)
読了日:6月19日 著者:藤堂志津子
ころころろころころろ感想
あいも変わらず虚弱。というか、虚弱っぷりに磨きがかかってる。さらに今回は目が見えなくなってしまい…。短編の積み重ねで無事光を取り戻して大団円。面白かった。
読了日:6月16日 著者:畠中恵
若さま料理事件帖 秘伝語り (静山社文庫)若さま料理事件帖 秘伝語り (静山社文庫)感想
水戸藩末席家老の家系に生まれた三男坊、平八郎を始め、登場人物のキャラが立っていて面白かった。ただ、当時は禁断の代物だった肉料理も今となっては普通なワケで。うんわーすげー食べてみたいーという感じにはならないのがちょっと残念。第2弾も読んでみよう。
読了日:6月6日 著者:池端洋介
クレイジーヘヴン (幻冬舎文庫)クレイジーヘヴン (幻冬舎文庫)感想
エロ描写はともかく、主人公の度を超えた暴力にドン引き。途中でやめたくなりながらもなんとか読み終えた。後味のいい終わり方だったけど、2人はこの後どうなるのかな。平穏な生活を送ってほしいようなそうでもないような。支店長の松浪、結構好きだな私。
読了日:6月3日 著者:垣根涼介

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