Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

2016年4月 読書記録

2016-05-28 07:06:12 | 
2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1614ページ
ナイス数:50ナイス

ブランケット・キャッツ (朝日文庫)ブランケット・キャッツ (朝日文庫)感想
馴染んだ毛布と一緒に2泊3日でレンタルされる「ブランケット・キャッツ」。人はなぜ猫を借りるのか。「嫌われ者のブランケット・キャット」「旅に出たブランケット・キャット」に涙。うちのひめちゃんも、このぐらい適応能力が高ければと思いつつ、まぁそれもこれもそれぞれの個性。とりあえず、実家に帰る時はキャリーの中に馴染みの毛布を敷いとこうと思った。「我が家の夢のブランケット・キャット」の「中途半端に飼って、こっちの都合で捨てちゃうぐらいなら、最初から飼わないほうがいいんだから」にもやもや。捨てるんだ…。
読了日:4月29日 著者:重松清
妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)感想
昨今の私には珍しく一気読み。いいなぁ。こういうアパートに住んでみたい…2週間ぐらい(笑)。るり子さんのご飯食べたいなぁ。地下にある洞窟温泉も羨ましい限り。重たいエピソードも交えつつ、でも心がほっこり温かくなった。続きも読んでみよう。
読了日:4月28日 著者:香月日輪
まほろ駅前番外地 (文春文庫)まほろ駅前番外地 (文春文庫)感想
まほろ駅前シリーズ第2弾。前作に登場した人物視点での描写を通して、多田&行天コンビの仕事ぶり?が語られる。けったいな言動を読む限り、とてもそうは思えないけど、行天は、大学生らしい華やかな女の子3人組をたらしこめる微笑み&歌声の持ち主なのか。お経風ミスチル、フォークロック的語りかけ口調の矢沢永吉、私も聴いてみたい(笑)。今回垣間見えた、多田の恋愛模様、行天の心の闇。次作も楽しみ。
読了日:4月25日 著者:三浦しをん
僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか感想
主人公の「コペル」と同世代の頃に読んでみたかったかな。いろいろ考えさせられた。ユージンの家みたいな場所が、私の身の回りにもあったらいいのにな。
読了日:4月15日 著者:梨木香歩
被害者は誰? (講談社文庫)被害者は誰? (講談社文庫)感想
思い込みが覆される瞬間が爽快で、私は好き。容姿端麗、頭脳明晰な吉祥院先輩を具現化したらどんな人になるんだろう? 他の本も読んでみたいな。
読了日:4月8日 著者:貫井徳郎

読書メーター

2016年3月 読書記録

2016-04-16 23:44:19 | 
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1446ページ
ナイス数:42ナイス

幸せのコイン (中公文庫)幸せのコイン (中公文庫)感想
煤けた500円玉をめぐる7つの物語。読みやすく読後感もよかったんだけど、それぞれ印象に残らないというか…。私はやっぱりこの人の小説はあまり得意でないのかも。
読了日:3月31日 著者:鯨統一郎
シティ・マラソンズシティ・マラソンズ感想
三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵の3人がアシックスの「マラソン三都物語~42.195km先の私に会いに行く~」のために書き下ろした小説。私らしくもなく、あ、走ってみたいかも、と思った。どこを走りたいかと言われたら、ツール・ド・フランスのシャンゼリゼゴールでもお馴染みのパリの街並みかなー。でもやめてよ、ペットの死の描写は。パリで知り合ったチェコ人女性の愛犬の死に駅のホームで鼻水垂らした。若いペットの死は切ないね。
読了日:3月25日 著者:三浦しをん,近藤史恵,あさのあつこ
森崎書店の日々 (小学館文庫)森崎書店の日々 (小学館文庫)感想
こういう本をずっと読んで過ごしたい。本の話も、モラトリアムな話も、私の大好物。こんな書店が近くにあったらいいなぁ。
読了日:3月21日 著者:八木沢里志
沼地のある森を抜けて (新潮文庫)沼地のある森を抜けて (新潮文庫)感想
なんと表現していいものか。はじまりは「ぬかどこ」なんだけども、生命の神秘をも考えさせられる壮大な物語だった。心に余裕がある時にもう一度読み返してみたい。
読了日:3月13日 著者:梨木香歩
ホリデー・インホリデー・イン感想
ホリデーシリーズのスピンアウト短編集。ジャスミンさん素敵。もしかしたらウィンター・ホリデー未読かもしれなくて、ナナさんって誰?とか。全部もう一度読み返してみたいなー。
読了日:3月1日 著者:坂木司

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2016年2月 読書記録

2016-03-19 20:56:19 | 
2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1148ページ
ナイス数:38ナイス

月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)感想
描写がとても美しい。読みやすくはなかったけど、ずっと読んでいたい、ずっと世界に浸っていたいと思った。「水に沈んだ私の村」がよかった。
読了日:2月19日 著者:三浦しをん
いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記)いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記)感想
お蔦さんの神楽坂日記シリーズ2作目。前作は「日常の謎」モノの連作だったけど、これは長編、かつ本格的な犯罪の話だった。どちらかというと前作の方が好み。面白かったし、望の作る料理もいちいち美味しそうだったけどねー。
読了日:2月17日 著者:西條奈加
陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))感想
ハンチョウシリーズ原作初読み。キャラクターが立ってて面白い。他のも読みたいな。「科学捜査」でハンチョウも見惚れる美青年が登場し、誰かと思ったらSTの青山だった。もちろん吐いたセリフは「ねえ、僕、もう帰っていい?」 思わず電車の中で(・∀・)ニヤニヤ
読了日:2月12日 著者:今野敏
これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)感想
シリーズ2作目だったのか、と読み終わった今更すっとぼけたことを言ってる私。一話一話味わいがあって面白かったんだけど、読み終わるのに1週間以上かかるってどういうことよ。「白い虫」が怖い。怖いったら怖い。前作も読まなくては。
読了日:2月6日 著者:堀川アサコ

読書メーター

2016年1月 読書記録

2016-02-14 20:51:23 | 
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1424ページ
ナイス数:47ナイス

少年探偵 (一般書)少年探偵 (一般書)感想
少年探偵団シリーズは子供の頃に読んだし、大学生の頃か、あるいは社会人になりたての頃かに江戸川乱歩推理文庫で再読したはずなんだけど、人間関係、時系列がさっぱりわからなかった。江戸川乱歩生誕120周年のオマージュ作品の1つなのね。できれば元の作品を読み返した上で再読したいと思った。しかし次郎さんの正体が気になる。
読了日:1月24日 著者:小路幸也
レイクサイド (文春文庫)レイクサイド (文春文庫)感想
予想とは違う結末に「そう来たか」と思った。さすが読ませるねー。
読了日:1月22日 著者:東野圭吾
烏金 (光文社時代小説文庫)烏金 (光文社時代小説文庫)感想
いいねーこれ。心がじんわり温かくなった。烏の勘左が愛しいね。「はむ・はたる」も読まねば。
読了日:1月15日 著者:西條奈加
流れる (新潮文庫)流れる (新潮文庫)感想
没落しかかった芸者置屋に女中として住み込んだ梨花が、「くろうと」の生活を「しろうと」の目線で観察し、細かく描写しているのが味わい深い。実は11月に借りて半分ぐらい読んだものの、読みきれずに返却し、今回改めて読了したもの。またも返却期限が迫り、読み急いだのが残念。時間のある時に再読したい。
読了日:1月10日 著者:幸田文
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)感想
希少な映画ポスターが連続して狙われるストーリーなんだけど、実は私、子供の頃にこの「ノストラダムスの大予言」と併映の「ルパン三世 念力珍作戦」を劇場で見てる。74年ってことは8歳とか9歳とかの頃か。ルパンは目黒祐樹だったよ。…というのはさておいて。鮮やかなどんでん返しに「やられた」感あり。面白かった。
読了日:1月6日 著者:松岡圭祐

読書メーター

2015年12月 読書記録

2016-01-10 13:46:46 | 
2015年12月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:1040ページナイス数:53ナイス果てしなき渇き (宝島社文庫)果てしなき渇き (宝島社文庫)感想映画化された小説なのね。こういうのダメ、無理、胸くそ悪い小説、と思いながらも、あまりに暴力的、残虐な描写はななめ読みしつつ最後まで読んじゃったので「読ませる小説」なんだと思う。でもホントにイヤ。読了日:12月17日 著者:深町秋生
花咲小路二丁目の花乃子さん花咲小路二丁目の花乃子さん感想花咲小路シリーズ第3弾は、いじめが原因で高校を中退し、花咲小路二丁目にある親戚が営むお花屋さんで働くことになっためいちゃんが主人公。花屋を営む年上の従姉妹、花乃子さんには、花を買ったお客様の特別な事情を見て取る特技があった…。心が暖かくなる「日常の謎」系の小説で、私には草花を育てる才能はないけれど(むしろなんでも枯らす方面にはかなりの素養を示す)、花っていいなと思った。第1弾、第2弾の登場人物も登場し、できれば手元に置いておいて通しで一気読みしたい感じ。続きも楽しみ。読了日:12月9日 著者:小路幸也

欲しいのは、あなただけ (新潮文庫)欲しいのは、あなただけ (新潮文庫)感想ううむ。「男らしい人」「優しい人」のいずれも惹かれる気持ちはわからなくないけれど、想像するだけで息苦しくなる。でも、恋愛にのめり込んでる時ってこんなものかも。 とはいえ、相手から見たらなんでそうなるのかさっぱりわからないと思う。まぁそれもまた恋愛か。読了日:12月4日 著者:小手鞠るい
読書メーター

2015年11月 読書記録

2015-12-31 12:55:27 | 
すっかり忘れてた(^_^;

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1206ページ
ナイス数:51ナイス

千里眼の水晶体 (角川文庫)千里眼の水晶体 (角川文庫)感想
そんな理由で旧日本軍の生物化学兵器をばらまく? そんな理由で山林を焼き払う? 不潔恐怖症ゆえに免疫力がなくなった人々のみがウィルスに感染するとかありうる? 釈然としない部分もありつつも、面白かったからいいんだけど。
読了日:11月24日 著者:松岡圭祐
スタンダップダブル!―甲子園ステージスタンダップダブル!―甲子園ステージ感想
時折うるうるしつつ読了。ご都合主義感もないではないけど、面白かったのでよしとする。続きはもうないのかな?
読了日:11月18日 著者:小路幸也
愛がいない部屋 (集英社文庫)愛がいない部屋 (集英社文庫)感想
神楽坂の高層マンションを舞台に繰り広げられる10の物語。端から見たら優雅で幸せに暮らしているように見えてもそういうものでもないんだなーと。何が幸せなのかなとかいろいろ考えさせられた。
読了日:11月12日 著者:石田衣良
21面相の暗号 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)21面相の暗号 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
これ、続編だったの?ってことを感想書こうと思った今知った。でも前作を読んでなくても楽しめる作品。ちょっとご都合主義な部分もあるけれど、畳み掛ける感じ、嫌いじゃない。パチンコものはあんまり得意でないけど、「パチンコと暗号の追跡ゲーム」も読んでみたいと思った。
読了日:11月6日 著者:伽古屋圭市

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2015年10月 読書記録

2015-11-21 16:48:46 | 
2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2260ページ
ナイス数:70ナイス

神様のカルテ (小学館文庫)神様のカルテ (小学館文庫)感想
わーっ。ごめん、私、どういう小説か知らなくて、よくある感動モノかと思ってた。とてもいい小説。イチさんの語り口がとても好き。安曇さんの最期には号泣。通勤途中に読まなくてよかった。桜の花満開の御嶽荘を、訪ねてみたいと思った。
読了日:10月31日 著者:夏川草介
いちばん初めにあった海 (角川文庫)いちばん初めにあった海 (角川文庫)感想
つらい過去を背負った女性が登場する中編2本。いずれも希望が感じられるラストで温かい気持ちになった。「かんにんなあ」「ええねん」がいいね。
読了日:10月28日 著者:加納朋子
今日、恋をはじめます (小学館文庫)今日、恋をはじめます (小学館文庫)感想
映画のノベライズ。ハッピーエンドで嫌いじゃないけど、読んでる自分が恥ずかしかった(笑)。
読了日:10月23日 著者:高瀬ゆのか,水波風南,浅野妙子
千里眼 ファントム・クォーター (角川文庫)千里眼 ファントム・クォーター (角川文庫)感想
あまりに壮大、あまりにパーフェクトな主人公すぎてリアリティに欠ける嫌いはあるけれど、引き込まれて一気読みした。読後感よし。
読了日:10月21日 著者:松岡圭祐
札幌アンダーソング (単行本)札幌アンダーソング (単行本)感想
ラノベみたいな表紙にちょっと閉口。登場人物それぞれキャラが立ってて面白かったんだけど、なんかすっきりしないというか。で、結局なんで殺したんだっけ?というような。続編読んだらすっきりするんだろうか? 予約入れよう。
読了日:10月17日 著者:小路幸也
東京タワーの見える島 (講談社文庫)東京タワーの見える島 (講談社文庫)感想
主人公たちは私より多分10歳ぐらい上の世代、1993~1994年の東京を舞台にした短編を集めたアンソロジー。あーなんかこんな時代だったっけねーと。ホラーな話もありつつの、レンジでチンして販売される下着の話に自分の出た大学が出てきてワロタw
読了日:10月15日 著者:泉麻人
だるまさんが転んだら (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)だるまさんが転んだら (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
面白くて一気読み。でも結末がちょっとねぇ。アイデアは秀逸だけど、文章が死ぬほどヘタな平助の作品、むしろ読んでみたいと思った。堀内さん書いてくれないだろうか?(笑)
読了日:10月13日 著者:堀内公太郎
花咲小路一丁目の刑事 (一般書)花咲小路一丁目の刑事 (一般書)感想
2年半ほど前に読んだ「花咲小路四丁目の聖人」。内容はうろ覚えながら、どうも今ひとつ入り込めなかったのだけは覚えてる。第2弾のこちらは、祖父母が営む和定食屋さんに居候する若手刑事が主人公の連作集。心配してた入り込みづらさは微塵も感じず、さくさく一気読み。セイさん以外の登場人物がまったく思い出せないので、機会があったら「聖人」を再読したい。続刊も楽しみ。
読了日:10月2日 著者:小路幸也

読書メーター

2015年9月 読書記録

2015-10-18 20:59:21 | 
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2372ページ
ナイス数:52ナイス

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)感想
心にしみる短編集。表題作、映画は見たことないけれど、原作が短編ということに驚いた。どんな映画になってるのか見てみたいようなそうでもないような。「うらぼんえ」が好きだな。
読了日:9月29日 著者:浅田次郎
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)感想
未読なんだけど、「もしかして既読?」と思うぐらいにドラマとリンクしてた。ドラマで見た分、驚き、新鮮さはなかったけど、面白く読めた。ガリレオシリーズ、他のも読まなくては。
読了日:9月24日 著者:東野圭吾
アイスクリン強し (講談社文庫)アイスクリン強し (講談社文庫)感想
江戸が遠くなった頃、築地の居留地で西洋菓子屋を開いた、ミナこと皆川真次郎が主人公。明治ってこういう時代だったのかなーと思いをはせつつ読了。西洋菓子が美味しそう。コレラの話は結局どうなったんだろう? 前日譚の「若様組まいる」もそうだけど、続きが読みたいよ、私は。
読了日:9月18日 著者:畠中恵
世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら感想
伊良部島にて一気読み。あまりにサラッと読めすぎて拍子抜けした。うーん、人が言うほど心に残らなかった。私も猫は消さないなー。
読了日:9月11日 著者:川村元気
特等添乗員αの難事件II (角川文庫)特等添乗員αの難事件II (角川文庫)感想
シリーズ第2弾。時折つまづきつつも冴え渡るラテラルシンキング。私には真似できん。姉の乃愛との和解が嬉しかった。続きも読みたい。
読了日:9月10日 著者:松岡圭祐
サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)感想
それほど大型でない本屋さんを舞台にした、「日常の謎」系の短編集。第1弾、第2弾を飛ばして第3弾から読んだ。書店の裏側ってこういうことになってるのか。面白いんだけども、謎解きをするアルバイトの多絵がちょっと鼻につく感じ。既刊も読んでみたい。坂木司氏の解説に「いいね!」を押したい。
読了日:9月9日 著者:大崎梢
雉猫心中 (新潮文庫)雉猫心中 (新潮文庫)感想
「晩鳥」「ヨベル」という名前に見覚えがあって、もしや既読? でも読書メーターに登録してないし…と首をひねりながら読み進んだ。どうも最初の100ページぐらい読んで読み終わらないままに返却しちゃったぽい。んー。理解力が今ひとつ及ばず。廃品回収車のアナウンスは現実なのか? だとしたら、お金がなくてトラックをどうやって調達したんだろう、とか。知子の気持ちがわからない。でもまぁ自分が執着した相手がここまで狂ってくれたら女冥利に尽きる、のかも。わからんけど(笑)
読了日:9月4日 著者:井上荒野
オール・ユー・ニード・イズ・ラブ 東京バンドワゴンオール・ユー・ニード・イズ・ラブ 東京バンドワゴン感想
堀田家の四季をまた読めて嬉しい。かんなちゃん、鈴花ちゃんがおしゃまに育ったし、花陽ちゃん、研人くんもずいぶん大人になったね。次に会う時はどんなふうに変わってるのかな。次巻も楽しみ。
読了日:9月2日 著者:小路幸也

読書メーター

2015年8月 読書記録

2015-09-06 00:08:21 | 
2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1178ページ
ナイス数:82ナイス

猫のいる日々: 〈新装版〉 (徳間文庫)猫のいる日々: 〈新装版〉 (徳間文庫)感想
500匹以上の猫と暮らした文豪、大佛次郎のエッセイ、小説、童話を集めた猫もの集大成。猫嫌いだったのに、夫の影響で猫好きになった奥さんもいい味出してる。時折読み返してみたい一冊。
読了日:8月27日 著者:大佛次郎
クリスマス・イヴクリスマス・イヴ感想
ドラマがあったの? うんわーこういう恋愛模様(笑)面倒くさいにも程がある。人間の心って、悟ったと思ってもまた思い悩むものなのはわかってる。けど、何度も何度も繰り返される気持ちのアップダウン。多分また同じような状況になる気がする。まぁ誰が好きかって言われたら、村上が好きかな。自分の夫にはヤだし、付き合いたくもないけど、一貫性はある。
読了日:8月14日 著者:内館牧子
雨がやんだら (新潮文庫)雨がやんだら (新潮文庫)感想
筒井康隆っぽい。こういうの、嫌いなわけじゃないんだけど、読み進めずに難儀。読み終わるまでに1週間ぐらいかかった。
読了日:8月12日 著者:椎名誠
ぼくたちの家族 (幻冬舎文庫)ぼくたちの家族 (幻冬舎文庫)感想
息子2人が独立して2人で暮らす60過ぎの夫婦。ややもすればバラバラになりそうな家族をつなぎとめていた妻の玲子があまりの物忘れの酷さに脳神経外科を受診したところ、認知症、ではなく脳腫瘍が発覚。それを支えるべき夫の経営する会社は借金まみれ。これまで目をつぶって見ないようにしてきた家族の問題に直面し、家族の再生のためにそれぞれ立ち上がる。家族の病気をきっかけに疎遠になっていた家族が再び一つになる物語。もっと前からなんとかすればというのは簡単だけど、気づいた瞬間からでも再生は可能なのかもという希望を与えてくれた。
読了日:8月5日 著者:早見和真

読書メーター

2015年7月 読書記録

2015-08-03 06:28:45 | 
なかなか読書が進まず。まぁ無理してもしゃーないっすね。無理せず続けましょう。


2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1537ページ
ナイス数:38ナイス

陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)感想
わお。そう来たか。エキセントリックで思わせぶりな女って苦手、と思ったけど、そういう問題ではなかったか。だから犬猫が死ぬ話はダメなんだってば。まだ若いひめちゃん(うちの猫ね)が年を取って死ぬ日を思い、駅のホームでべそべそした(^_^;
読了日:7月31日 著者:越谷オサム
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)感想
なるほど、死神って一週間に渡って対象者の調査を行い、「可」か「見送り」かの判定を下す仕事をしてるのか。人間の世界をわかっているようでわかっていない死神のボケっぷりが面白い。最後の話で他の話と微妙につながっているのがいい感じだった。好き。
読了日:7月28日 著者:伊坂幸太郎
ZOO〈1〉 (集英社文庫)ZOO〈1〉 (集英社文庫)感想
乙一は「暗いところで待ち合わせ」以来の2冊め。それぞれ報われなくてつらい描写が多いんだけど、読み終わってみると後味は意外にも悪くない。超報われないヨーコの「おっしゃー!」はいいね。そういう人になりたい。
読了日:7月17日 著者:乙一
さがしもの (新潮文庫)さがしもの (新潮文庫)
読了日:7月17日 著者:角田光代
もう一人の私 (集英社文庫)もう一人の私 (集英社文庫)感想
「もう一人の私」がテーマの短篇集。どれもこれも後味が悪くて、それが味わい。嫌いじゃない。
読了日:7月9日 著者:北川歩実

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