Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

脱力

2013-06-23 14:58:01 | 日常の私
かなり遠い拠点に勤める、私と同じ契約社員の女性が今月末で辞めると聞いた。
あまりにやっすい給料で、シングルマザー的にはとてもやってられないからというのが辞める理由で、あーなるほど、私もきっついけども、シングルマザーならもっとキツいわなーと納得した。

と思っていたら、去年の4月に新設された拠点で採用され、3ヶ月の派遣期間の後に契約社員になった女性からも「6月末で辞めます」とメールが。
組織改正以前は私がやってた作業を彼女がやることになったため、何度か行き来をして引き継いだこともあり、私は彼女のことを「戦友」と思ってた。
その彼女が辞めるというのでかなり衝撃を受けた。

彼女とやり取りをしてるうちに、わかったことがある。
私がいる事業部では、以前は派遣社員を多く採っていたけれど、私が雇われたそのぐらいの時期から派遣で勤めてきた人を契約社員として雇う方向に変わってきた。
で、それまで派遣で働いてきた人達は、私とほぼ同時のタイミングで契約社員になった。
以前から派遣で働いてきた人は以前の給料を考慮して、私の給料を「1つるりん」としたならば、1つるりん+3万円と設定されたそう。
給与格差は私を境にぱっきり分かれ、たとえ毎年昇給があったからとて10年働いてもその差は埋まらない。
その「1つるりん」、すなわち手取りを考えると生活保護レベルの給料に甘んじているのが、今回辞める2人と本社勤務の女性、それから私の計4名なんだそうだ。

私自身はもう30年近くも契約社員で働いている人の話を聞いていて、その人が基本給8万円(!)ってところから1つるりん+3万円のところまで昇給し、でもそこから10年もベースアップなしという話だったので、だったら契約社員になって2年強の私がこの給料でもしょうがないのかなと思って、契約更改の際も賞与の査定説明の際も「そうですかー(がっかり)」程度のリアクションしかしてこなかった。
でも同じ契約社員で、同じ、いや働く環境的にもうちょっと面倒なことを背負わされてる私達とそれ以外の人達との間に3万もの格差があるということにショックを受けた。

本来契約社員は、正社員の補助という意味合いでやっすい給料が設定されてるんだそうだ。
ったって、うちなんか去年の8月に正社員がよその拠点のフォローの玉突き人事で持ってかれ、以降正社員なしの事務チームでなんとか回している。
お陰様で経理だ監査だいう責任の重いことは全部私が背負わされてる。
なんなのこれ。

虚しくて悲しくて、他にいい仕事があるなら今すぐにも辞めたいという気持ちになった。
でも年も年だし、今から新しい仕事を探すのはそうそう簡単なことではない。
派遣なら見つかるかもしれないけど、賞与、交通費、福利厚生的なことを考えるとあんまりメリットがないかもしれない。
でも遠いし。
でも安定した会社の仕事を辞めたら親が泣くし。

もうなんかモチベーションがダダ下がりしたまま、同じところをぐるぐるしてる。
1つるりん+3万円の給料をもらってる人とか、それどころでなくン十万円の給料をもらってるであろう正社員の人にまで愚痴メールを送ってみたりして、何やってんだろって自己嫌悪に陥ってみたり。

とりあえず今週行われるはずの更改の面接の折に一応話はしてみるつもり。
今月末で辞める2人の女性は、それぞれマネージャーに暴言を吐かれたり、そのまま本社に投げられて本社の彼女に対する評価が下がったりってことがあったそうだけど、私のところのマネージャーはできた人だから、聞く耳を持たないということはないだろうと思う。
だからって何が変わるわけじゃないだろうけど、言わないよりはマシだよね。

なんだかもう地べたを這いずるがごとくへにょへにょへにょーんな今日この頃なわけです、はい。