買って来たときは真っ白だった紫陽花が、淡い紫になってきました。
花の終わりまでに、何度か色が変わる品種なんだとか。
鉢にくっついてたカードに書いてありました。
知らずに買って、今日そのカードの存在に気がつきました
色々なきっかけで色々な人と出会い、出会えばいつか何らかの形でお別れする日が必ず来る。
これはどうやっても避けて通れないことなのですが、最近、「別れ」というものはそんなにネガティブなことではないと思うようになりました。
この場所を離れて何処か別の場所に行くための別れであれば、それはきっと新しい世界が広がるということ。
決して今の場所を捨てるわけでも、忘れるわけでもなく、自分の存在する場所が新たに増えるということ。
姉とは死別という別れ方をしたけれど、それさえ新しい人とのつながりや、疎遠になっていた人との再会を生んでくれました。
親子、友人、同僚、音楽仲間。
ひとりひとりとの出会いが、どれもすべて唯一無二の特別なもの。
そう思って大切にしている限り、喪失とは無縁なのでは、と思うのです。
まぁ、そういうSoulとは違う次元の「さみしさ」ていうものは、もちろんついて回るけどね。
そこに飲まれてはイカンな、と思う私です。
今日から7月。
日中の雨も上がって、空には十二日夜の澄んだ月。
次の満月まで、あと3日。