月齢進行表

~aki's diary~

【映画】NINE

2010-03-21 22:05:51 | 映画・シネマ

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NINE
まぁー、ゴージャスな映画でした。

舞台は1964年のイタリア。若くして天才映画監督と言われたグイドは、50歳になった昨今さっぱりアイデアが浮かばずスランプ中。
元女優で妻のルイザを心の拠り所としながら、愛人のカルラや、撮りかけの映画の主演女優クローディアなど魅力的な女性達に囲まれ、次第にグイドは幻想の世界に陥っていきます。

というストーリーなんですが、ブロードウェイミュージカルを映画化したものなので、ま、ストーリーはあってないようなもんです。
でも、全然問題ナシ。音楽とファッションの好きな人なら楽しめる映画です。
そして、出演陣の豪華なこと! グイドはダニエル・デイ=ルイス、ルイザはマリオン・コティアール、カルラはペネロペ・クルス。その他、ファギー、ケイト・ハドソン、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、そしてソフィア・ローレン!
どうなってんの、これ? と言いたくなるくらいのキャスティング。
さらに驚きなのは、ダンスも歌も吹き替えなしだとか。ほえーーーっ! この女優陣(だけじゃなく、ダニエル・デイ=ルイスもだけど)、こんなに歌もダンスも出来る人たちだったのね!ファギーがミュージシャンってことくらいしか知りませんでした。(無知ですみません)

さきほどストーリー性はないって書きましたが、それでも「ぐっ」ときて泣けるところがありました。
それは「音楽」と「声」の力。
ストーリーに共感するわけじゃなくて、純粋に音楽や声に感動して思わず涙する瞬間が何度かありました。
個人的にはジュディ・デンチの歌が良かったと思います。ソフィア・ローレンと並んでこの映画の女優の中で最年長ですが、その声量と表現力は素晴らしかった…。
映画だけでなく、サントラも楽しめそうですねぇ。

NINE
NINE
価格:¥ 2,500(税込)
発売日:2010-03-0

この足はペネロペ・クルス。
エロいダンスにドキドキしました。




いつもはパパッとシャワーを浴びておしまいにしてしまうバスタイム。
今日は新聞を持ち込んで、のんびり湯船につかりました。
新聞によりますと、内閣府が一般にアンケートをとって「幸福度」の指数を出そうとしているそうです。GDP(国内総生産)に対して、GNH(国民総幸福度)と言うそうな。
国民みんなが「自分はそこそこ幸福だ」と思うためには、何があればいいんだろう? と、お湯につかりながら考えてしまいました。
私は…、
のんびりお風呂に入ってあったまったから、とりあえず今日は幸せです。(笑)

次の満月まで、あと9日。