月齢進行表

~aki's diary~

【映画】ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

2010-03-10 20:51:29 | 映画・シネマ

334834_001
土曜23時の連ドラの頃からずーっと見てきたものですから、こりゃ見とかなきゃならんでしょ、てな感じで行ってきました。
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

究極の騙し合いのゲーム、面白かったです。
かなりのハイスピードでゲームの主導権を握るキーマンが二転三転する展開に、ただただ感心。ほんと、よくできてます。騙す・騙される、という世界から程遠い所で生きている(いや、敢えて関わらないようにしているのか)私には、誰が「黒」なのかも、ゲームの必勝法も、到底わかりませんでしたわ

この映画は人を「信じる」のか「疑う」のか、その選択をどうやってするのか、という所が見所のお話。(昨日の日記の続きみたいですね)
が、とにかく他人を信じる神崎直(戸田恵梨香)と、まずは疑って慎重に白黒を判断する秋山深一(松田翔太)を見ていたら、求めるゴールが同じならば疑うも信じるも結局同じことなのかなぁ、なんて思えました。
美しい終わり方でしたが、その美しさにもちょっとだけひねりというか、含みがありました。そういうの、好きです。

私、人が撃たれたり刺されたり吹っ飛ばされたりする映画やドラマが苦手です。こと、戦争が題材のものは評判の良い映画でも気がすすみません。
ライアーゲームを見ていて思ったんですが、きっと私は誰かの命や財産を犠牲にした上にハッピーエンドが成立するお話が嫌なんでしょうねぇ。
まぁ、そんなのは綺麗事なんでしょうし、現実には何かを達成するために、自己犠牲を含め何かが犠牲になっていたりするのですが、何事も初めから犠牲ありきで考えるのはヤだなぁと思います。
だから、神崎直が「敗者をつくらない」というスタンスで進めていくこのお話が好きなのかなぁ、なんて思いました。

---------------------------------------------------------------------------

昨年9月に骨折した左頬骨、今日の診察をもって経過観察の通院が終了しました。
しばらくは、病院にご縁のない暮らしをしたいですねぇ。
次の新月まで、あと6日。