昨日の晩、小泉ニロというボサノヴァシンガーのライブを観に行って来ました。
普段はジャズのライブをやっている小さなライブハウス。ギター&ボーカル、ピアノ、パーカッションというアコースティックな編成。オーガニックな雰囲気満載の小泉ニロさんの歌声は、いい具合に力が抜けてて心地よく、癒されるライブでした。立ち見だったにも関わらず、目を閉じたら寝そうでした。(笑)
ライブを観に行く前に彼女のオフィシャルサイトを見て予習をしていて、小泉ニロさんは10数年前に私がプロモーターをしていたレコード会社に所属しているアーティストさんだということを知りました。
うつから過呼吸を起こして倒れてプロモーターを辞めることになった時、当時とてもよくしてもらった部長から「オマエはいつか東京に呼んで、アーティストのマネージャーにしたかった」と言われたことを思い出して、ライブを見ながらふと「あのままレコード会社の仕事を続けていたら、今日私はこの場所にお客さんとしてじゃなく、彼女のマネージャーとして来てたのかもしれないなぁ」なんてことを思いました。
色んな瞬間で色んな選択をしながら生きているから、振返ると「もしもあの時…」と思うことはたくさんあります。
でも、どこかでひとつ違う選択をしていたら、今の仕事もしてないだろうし、今の人間関係もないだろうし、例えば小泉ニロさんの関係者になっていたら、ライブを見て「癒されるわぁ~」で済まなかったんだろうし…。(笑)
道なんていくつもあって、それぞれの道は広かったり狭かったり、なだらかだったり険しかったりっていう違いはあっても、どの道にもやっぱり嬉しいことや辛いことがあって、どの道も行き止まることはなくて歩き続けなきゃいけないことには変わりはないんだと思います。
だったら、今日の出来事の中にある小さな「良かったこと」や「嬉しかったこと」を確かめて、明日の方向を見ながら歩いていれば、後悔とは無縁の生活ができるような気がしました。