若殿の気ままな独り言

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市民劇場(旧オペラハウス) (ベトナムぷらぷら散歩~ホーチミン~)

2014-09-28 10:00:00 | Macau、旅行
今回は、昼と夜とで装いを変えて、魅了する市民劇場の巻です。

『 重厚なバロック建築のフランス統治シンボルは、今は市民劇場として親しまれる旧オペラハウス
 7 Lam Son Square, Ben Nghe Ward, District 108 3825 1563
 竣工 1898年  設計 Eugene Ferret(フランス)

 フランス統治時代の1898年にオペラハウスとしてに建てられたものです。現在は、市民劇場としてコンサートやバレエ、演劇などの公演で使用されています。

 19世紀末、フランス第二帝政から第三共和制へ移行した頃の影響を色濃く反映した重厚なバロック建築です。フランス式の都市設計で、主要な通りの起点、目印として大型建築物を配置するビスタという考え方で設置されています。現在のレロイ通りとドンコイ通りが交差する場所にあります。一直線で長いレロイ通りの遠くからでもひと目で確認できるように配置されていることが分かります。ホーチミン市内に今も残る円形のロータリーはフランスの都市設計の名残です。

 旧オペラハウスは、フランス時代からベトナム社会主義共和国、サイゴンからホーチミンへ至るまでの歴史が凝縮されているように思います。建設当時、正面や内部の装飾、調度品はフランスから運ばれて設置しています。第二次大戦(大東亜戦争)後、フランスから独立を果たしたベトナム共和国は分裂し、南北の内戦状態へ陥ります。その時代、南ベトナム共和国政府の下院議員の国会議事堂として使用されるようになります。立法の場に相応しくないと判断されたのか、外観や内部は簡素に改装され、彫刻や調度品は全て撤去されています。

 1976年の南北統一(解放)後は、内戦で受けた屋根のダメージなどが修復され、市民のための劇場として再出発します。そして、1995年、サイゴンの市政300周年を記念して、1998年に創建時の復元を開始、改装された外観や撤去された彫像や彫刻、装飾品を復元配置し100年前の姿がよみがえっています。建物内は、約1,800席あります。  』

まずは昼間の様子。


8月31日 16時47分。


モノ売り。



次は夜景。


9月2日 18時14分。


持ち帰りのコーヒーショップ。












18時19分。





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