「くまモン」をめぐるアクセント大論争に、TBS・安住紳一郎アナが徹底解説!(Techinsight Japanから一部抜粋)
『 熊本県が生み出した大スター「くまモン」。いまや日本で最も有名なクマのキャラクターである「くまモン」がひそかに抱えている大論争について、日本一人気の男性アナウンサー・安住紳一郎が徹底解説した。
大人気のゆるキャラ「くまモン」が今、大きな論争の渦中にあることを15日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)でTBS・安住紳一郎アナウンサーが明かした。
「くまモン」が抱えている大論争とは、アクセントについてだ。関東はじめほとんどの人々は“く”にアクセントを置いて発音している(頭高型)。しかし「くまモン」誕生の地である熊本は、抑揚をつけずに発音する(平板型)というのだ。
そもそも「くまモン」は“熊本”の“者”から「くまもともの」を縮めてできた言葉であり、「よそもん」(他所の者)と同系の成り立ちである。さらに熊本弁は平板型での発音が特徴的なので、特に高齢者は平板型で発音しているそうだ。
放送業界では、アクセントは局ごとにルールを作る。県内民放でも、RKK熊本放送(TBS系列)とTKUテレビ熊本(フジテレビ系列)では平板型を、KKTくまもと県民テレビ(日本テレビ系列)とKAB熊本朝日放送(テレビ朝日系列)では頭高型をアナウンサーに指示しており、放送局も対立している。NHKは従来の保守的なイメージから平板型かと思われたが、“く”にアクセントを置く頭高型であるから話はさらに複雑だ。
ちなみに「くまモン」産みの親、アートディレクター・水野学氏によれば「“く”にアクセントがあるつもりで名付けた」とのことだ。「くまモン」本人は過去にTwitter(旧アカウント)で、「熊本弁らしく抑揚なしで平べったくがいいかモン」とつぶやいている。
安住アナは、この論争は数年後にはどちらにするか決まっているはずと推測する。今後各局のニュース番組で、どう「くまモン」を発音するか注意して聴き比べてみるのも面白い。 』
『 熊本県が生み出した大スター「くまモン」。いまや日本で最も有名なクマのキャラクターである「くまモン」がひそかに抱えている大論争について、日本一人気の男性アナウンサー・安住紳一郎が徹底解説した。
大人気のゆるキャラ「くまモン」が今、大きな論争の渦中にあることを15日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)でTBS・安住紳一郎アナウンサーが明かした。
「くまモン」が抱えている大論争とは、アクセントについてだ。関東はじめほとんどの人々は“く”にアクセントを置いて発音している(頭高型)。しかし「くまモン」誕生の地である熊本は、抑揚をつけずに発音する(平板型)というのだ。
そもそも「くまモン」は“熊本”の“者”から「くまもともの」を縮めてできた言葉であり、「よそもん」(他所の者)と同系の成り立ちである。さらに熊本弁は平板型での発音が特徴的なので、特に高齢者は平板型で発音しているそうだ。
放送業界では、アクセントは局ごとにルールを作る。県内民放でも、RKK熊本放送(TBS系列)とTKUテレビ熊本(フジテレビ系列)では平板型を、KKTくまもと県民テレビ(日本テレビ系列)とKAB熊本朝日放送(テレビ朝日系列)では頭高型をアナウンサーに指示しており、放送局も対立している。NHKは従来の保守的なイメージから平板型かと思われたが、“く”にアクセントを置く頭高型であるから話はさらに複雑だ。
ちなみに「くまモン」産みの親、アートディレクター・水野学氏によれば「“く”にアクセントがあるつもりで名付けた」とのことだ。「くまモン」本人は過去にTwitter(旧アカウント)で、「熊本弁らしく抑揚なしで平べったくがいいかモン」とつぶやいている。
安住アナは、この論争は数年後にはどちらにするか決まっているはずと推測する。今後各局のニュース番組で、どう「くまモン」を発音するか注意して聴き比べてみるのも面白い。 』