若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

花便り ・・16・・

2008-09-17 16:53:01 | ガーデニング
4日振りの花便りです。

肩をたたかれている身の上として、最後に年休が有り余っているのも片腹痛いので、今日は休みを取って、例によってGym&Poolにてシェープアップ。台風13号の進路が気になる週末ですが、今日はよく晴れた一日でした。近所の空き地に秋の訪れを感じさせる花が咲いていました。


 ヒガンハナ

ヒガンバナ(彼岸花)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来しますが、別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもあるそうです。マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれますよね。また別名に「ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)」というのもあるそうで、花時は葉がなく、葉の時は花がない」ところからのネーミングだそうです。



 
ウンチクですが、水田の畦(あぜ)や墓地に咲いているのをよく見かけますが、これはネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避けるように、また虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため、人手によって植えられたためだそうです。




ヒガンバナの花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」など多数ありました。



次に、坪庭の日陰にけなげに咲いているヤブラン(藪蘭、リリオペ)をご覧ください。


 ヤブラン

名前はヤブランと言いますが、ユリの仲間(ユリ科ヤブラン属)です。名前の由来は藪(ヤブ)のようなところに生え、葉がランの葉に似ていることからだそうです。日本・東アジア原産の常緑多年草で、うす紫色の小さな花を稲の穂のようにつけます。




学名のLiriope(リリオペ)は、 ギリシャ神話の女神の名前に由来しており、和名の別名として山菅(やますげ)とも呼ばれるそうです。ヤブランの花言葉は「謙遜」で、10月26日の誕生花でもあります。




実はヤブランは薬草で、生薬名は大葉麦門冬( だいようばくもんどう )といい、主に漢方薬に配合される重要な生薬です。
民間で単独に用いられる場合は、滋養・強壮・催乳・咳止めの効能があるとのことです。用い方は、初冬に根の肥大部分だけを掘り取り、水洗いして天日でよく乾燥させたヤブランを1日量6~10グラムとして水0.3リットルを、約3分の1量まで煮つめて3回に分けて温服します。

ヒガンバナには毒があるのは知っておったが、 ヤブランが薬草だったことは初耳じゃった。 皆の者、勉強になったのう。