老舗の洋食屋さん「リスボン」でハンバーグライス。
量は予想よりも控えめで、これで1,000円弱ですか、とは思ったものの、
ここは天下の浅草。高田馬場や神保町とは違う訳だし。
お味の方はこなれた感じというか、
普通に美味しくいただきました。
付け合わせのポテトサラダの味つけも、
いいアクセントになっています。
どちらかと言うと淡泊な味つけと量は、
ちょっとご年配の方には丁度いいのかもしれない。
食べログなんぞ見てると賛否両論のようですが、
別にこの流れとは与するつもりはなくて、
それよりも「洋食」という言葉、あらためて不思議だなぁと。
決して若くはない俺でさえ、
デパートの食堂のオムライスは
記憶の端っこから落っこちかけている。
もちろん本格的に(?)お歳を召した方は
また違うかもしれないけれど、
それにしても「洋食」というフレーズには
どこか疑似ノスタルジーな印象を覚えてしまうのです。
ま、最近の似非レトロな酒場よりは
全然良心的だと思うのですが。
あ、このお店自体はいいと思いますよ!
人によっては愛想がないとか感じるみたいだけれど、
小奇麗な店内でのさくっとした接客は、
まさに下町の食堂。
どうも評判を見ていると、
ポイントはグラタンとカツ関係の模様。
今度行くときは、それでビールかな。