新橋から銀座方面を腹をすかせて歩いていたら(<これ危険!)
目に飛び込んできたのが「淡路島カレー!」(注:「!」はイメージです)のポスター。
どうも最近流行のご当地ものアンテナショップの模様だが
(食のブランド「淡路島」推進協議会、がやってらっしゃるそうです)、
それにしても「淡路島」という地名のシズル感はハンパない。
空腹気味のオヤジには尚更だ。
ご当地アンテナ系ショップの多くはコストパフォーマンスが高い。
運営母体による違いはあるのだろうが、その提供物にはPR的な側面もある訳で、
客にとっては嬉しい存在だ。……なのだけど、メニューを見ると値段は580円から。
それもスモールサイズの様子。うーん、ここはちょいと食い足りないなぁ。
ま、でも淡路島だしカレー(好きなもので)だし。意を決して(大袈裟か)入って注文。
ほどなくごらんのひと皿が。
で、お味はなかなか、よござんしたよ。スパイスの効き具合もほどよくて、
トッピングの玉ねぎのフライ(島の名産のひとつ?)もいいアクセントでした。
でもやっぱり、なんというか、立ち食い(夜は名産品で一杯飲める模様)でこの値段は、
続かないなぁ。一見さんから進化できない気がする。
なんていうか、ご当地ものならではの「お得感」が見つけられなかった。
全体的にとてもよくできている、というか、どこかのコンサルさんが入ったのだろうな、
というしつらえが、却って何か忘れさせてしまったのだろうか……。
「オラが町」の食いもん、みたいな空気も含めて。
えーっと、ホント、これ個人の感想です。
でも地方が元気になることの大切さをひしひし感じる西日本出身のオイラとしては、
近隣の県の高校が甲子園で負けてしまったような口惜しさとともに店を出たのでした。
頑張ってくだされ!